昨夜の米国市場の出来高は15.62億株と、かなり厚めの出来高となりました。日中足も、下降局面での綺麗な下ヒゲを持つ長い十字線となり、一見、底打ちを感じさせる動きとなっています。


しかしながら、出来高の厚さは、5分足チャートでは、引けの一時間前からの急騰局面で出来高が増加しており、週末を意識した売り方の買い戻しが急速に進んだためと考えられ、新規の買い需要が起きたとは考えにくいと思っています。


筆者は、日々の観測から、世界の株式相場は、本格的な調整期間に入ったと考えています。


このところ、米国市場株価の下落に反してABX指数が上昇していることは先週辺りにコメントしたとおりですが、引き続きABXが底堅く推移しています。昨夜は、格付けの高いものに売りが入りましたが、逆に格付けの低いものが上昇し、ボトムアップが図られているようです。


これが何を意味しているか、つまり、株式市場から債券市場への資金の移動が起きていると考えます。


原油先物やCRBも大きく続落していることも、リスク商品からの資金の流失が進んでいることの証であり、今後しばらくは、この傾向が続くと思われます。


したがって、昨夜の下ヒゲの長い十字線もダマシとなる可能性が高いと考えています。


これまでの流れから考えて、ここまでの下落が値幅を伴った急激なものであったのに対し、ここからの下落は、緩やかな坂道のようなゆっくりした下落になると考えています。それだけに、オシレーター系指標は下方での上下を繰り返し、なかなか底打ち感が出にくい展開になると予測しています。


以上から、しばらくの間は、買い手控えで、売りに妙ありと考えます。


狙うべきは、指数に対しアウトパフォームしている銘柄群です。もちろん、これらは業績回復を材料に買われているわけですが、全体指数の下落は、経済見通しの不透明感から生じてくるものであり、これらの銘柄群の業績回復にも懐疑的なムードが生まれてくると考えます。(本当のところは、上にも下にも値幅をつくるための仕掛けなのでしょうが、そう言っては身も蓋もないので…)


調整明けは、2月下旬から3月初旬、長引けば配当取りまでと推測していますが、こればかりは、今後の状況次第と考えます。


なお、先週以来、つい調子に乗ってほぼ毎日ブログアップしてきましたが、書けば書くほど、小さな状況の変化も伝えなければと気になってしまい、ブログを書かないときにも、無意識に想を練ったりとか、有形無形にてブログに費やす時間が多くなってしまい、生活がブログ漬けになってしまったところです。


そこで、来週からは、基本的に更新は週一回、週末とさせていただきます。

楽しみにしてくださる皆様には申し訳ありませんが、ご理解ください。

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