本日の日本市場は、先週末の米国市場のあまりにも綺麗な「三羽鳥」の急落を受け、さすがに今夜は戻しが入ることは明らかとして、CME225まで下落することなく、安寄り後に反発、その後売られるデイトレ相場となりました。
個別を見ても、公募資金に売場を与える日立の逆行高が目立っています。日経平均の下げに逆らって威勢良く上げてきているぶん、いったん売りに転ずれば資金の逃げ足は早いものの、買い材料がない相場だけに、買えば上がる安心感から資金が集中する展開になっています。
連日の歩み値からは、かなりの提灯(小口の買い)が見て取れますが、それとて買い方の誘導であるだけに、最後の仕上げをどういう形で展開させるのか、MUFJやみずほFGの公募資金の売場提供の際にも同じことが起きると考えていますので、注目されておくと良いでしょう。
ちなみに、MUFJもだいぶ上昇しましたが、出来高から見て、大口の公募資金はまだ売り始めていないと考えています。みずほFGとセットで動きがあるのでしょう。
「逆日歩に買いなし」と言われますが、ソニーの大幅売り長も、どのような決着をみるのでしょうか、注目されます。
さて、今夜の注目は何といっても米国市場の戻し幅です。金曜日の大陰線を超える上昇、はらみ線となり、三羽鳥に対する抵抗を見せるのか、それとも、素直な下落の流れに身をまかせるのか、今後の展開を占う意味でも重要になってきます。
素直に考えれば、ダウ2ヶ月間の上昇を僅か3日で帳消しにする下落の凄まじさは、売り方の利益確定の買戻しよりも、買い方のロスカットが上回ると考えますが、木が沈み、鉄が水に浮くのが相場であるだけに予断は許さないところです。
筆者は、三羽鳥 = "有名な崩落の前兆。1ヶ月以上も上昇したところに現れる陰線三本の「ツタイ線」。1ヶ月以上は下落するとされる"を支持していますが…