今朝の一番の驚きは、米国市場の上昇にもかかわらず、外資系証券(10社)の寄り付き前の注文状況が差引き500万株の売り越しであったことです。
年末からの16日連続買い越しが止まったことよりも、米国市場の上昇に合わせて売り越しをぶつけてきたことです。
もともと、この「外資系証券の寄り付き前の注文状況」自体が、ヒアリングの数字という胡散臭いものであって、数字の裏付けはなく、また実質的には黒い目の外国人であったりと、権謀術策に満ちた数字であるだけに、『なぜ?』という感じでした。
本日の日本市場も、外資系証券の寄り付き前の注文状況どおり、CME値に反して弱含んだわけですが、素直に信じて良いのか、戸惑う点もあります。
ただ、日経平均しかり、個別銘柄のチャートしかりで、高い位置でMACDがシグナル線を下抜いて崩れてきているものが多く、資金流入に変化が生じてきている可能性が高いと考えています。
今後の動向は、本日決定した三井住友フィナンシャルグループが公募増資の新株発行価格2804円を守ることが出来るか否かで測ることができると考えます。
昨年後半の公募増資については、発行価格を下回ったケースはありませんでしたが、今回は、発行前の下落が最小限であっただけに注目されるところです。まぁ、JALの債権放棄や減資など、メガバンクはズタズタにされたわけですから、発行価格が高めに維持されることは政策の一環と筆者は考えています。
JAL問題で、みずほのライツ・イッシュは、ほぼなくなったと観測しています。これについてはまた別項で。
今回、調整入りが確認された場合、期間にして三週間前後、25日移動平均線10,544.06円を下抜くと考えています。