既にいろんなところで言われていますが、JPモルガンが15日発表した第4・四半期決算は、投資銀行業務が引き続き下支えとなり市場予想を上回る黒字となったが、本業である住宅ローンやクレジットカード融資に絡む損失は膨らんでいることが判明しました。
今後、発表される金融機関の決算も、株高に乗じた利益の上乗せはあっても、景気回復を示す本業利益の増大は見込めないものと推測しています。
もっとも、このことについては、筆者が監視しているABX指数からも、格付の高いものについては一定の立ち直りを見せているものの、低いものについては回復力が鈍い上に、10月から再度下降を始めていることからも確認できます。
さて、筆者の基本的な投資戦略については、先週から変更はありません。
週末、金曜日の米国市場は100.90ドル安の10,609.95ドルと反落して引けました。出来高は10億株程度かと思っていたところ、14.08億株と、かなり出来たという印象があります。
日本市場の本格的な流れは、火曜日の米国市場を受けた水曜日からとなり、判然としない時間を過ごす必要がありそうです。
その水曜日は、おそらくファイナンスのアノマリーに反して発行価格決定前に踏み上げ上昇した三井住友の価格決定日となることが見込まれることから、価格決定とその後の展開が気になるところです。…さすがに、来週は公募申込者の利ざやを狙った空売りに押されると考えますが、資金流入が続いているだけに読みにくいところです。
なお、CME225は、10,830円(円建て)と、5日移動平均線の10860.45円を割り、再び1月SQ値である10798.75円を意識する水準となっています。SQ値越えの値を保った先週は、JALを除いても出来高は多く勢いがあるだけに、SQ値を下回った場合、目先転換が明確になると考えます。指標としての信頼性は乏しいのですが、年末以来、14営業日買い越しを継続している「寄り付き前の外資系動向」に変化があるかどうかも判断材料の一つになると考えます。
調整入りの判断は、米国市場が10,500ドル水準を維持できるかどうかにかかっいると考えますが、筆者の投資判断は、先週と同様に、各種指標からは、日米共に高値圏にあると考えています。まぁ、それほど簡単にトレンドを見せてくれるとも思ってはいませんが…。
売りポジ持続中です。ただし、警戒感あり。