今後の相場動向を測る上で懸案となっていた三菱UFJFGの公募増資スケジュールが発表されました。


筆者は、増資スケジュール発表は週央または金曜日の引け後あたりと考えており、月曜日の発表には意外感がありました。しかしながら、発表されたスケジュールは、年内いっぱいの日程となっており、ほぼ予想していたとおりのものでした。したがって、発表日から払込日までにはやや日が遠くなっていますが、一兆円を集めるための準備期間か、はたまた衝撃を緩和するために、今日の株高を予測して決めたのであれば、相当な予測能力であると感心しました。


さて、これで、今後の展開が非常に面白くなってきました。日曜日に、筆者が日本市場が当面の底をつけていないと考える4つの理由のうち、「第2 日本市場の需給不安となる三菱UFJFGの公募増資日程が明らかになっていない」については、本日明らかになったものの、消化不足というか、全く織り込まれておらず、今後の需給動向を注視していく必要があります。


他の3点については、依然として解決されておらず、今日の買い手がどのような環境に置かれることになるか、また一見、踏み上げられたかに見える売り手がどう巻き返していくのか、じっくり見ていく場面と考えています。以前からコメントしているとおり、ここからの動きは相当にトリッキーなものになると予測しており、ザラ場に立ち会えない投資家は、本日の買いに左右されることなく、明らかなサインが出るまでポジションは避けるべきと筆者は考えます。


なお、本日の日経平均は、264.03円高の9,345.55円と大幅高で引けました。出来高は、前場9.3億株、後場15.3億株と、圧倒的に後場に買いが膨らんでいます。この買いがどのような種類の買いなのか、21:00以降の信用取引残高により推測してみたいと考えています。


また、本日の上げ幅を見て買えば良かったと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、筆者の基本的な相場観に変更はなく、短期的な底はまだ少し先と考えています。


投資判断は見送り。(慎重に監視、特に金融、電機株)
明日に続く

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