本日のNK225は、朝から続落ムードで、昼前に一時戻りかけましたが、再度9,500円の下値を試した後、若干の買い戻しが入り、127.33円安の9,549.47円と9,500円割れを回避して引けました。筆者は、いったんの戻りがあるかもしれないと警戒していましたが、続落となりました。しかし、売り方の買い戻しや先物への大口の買いなど、何かのきっかけで一気に反転する動きが想定される展開であることには変わりはなく、上下どちらかに決めつけた売買には、引き続き注意が必要と考えています。


なお、本日の出来高は25.5億株と最近にない商いをこなしました。まだ大商いと呼ぶには寂しいですが、18億株程度の日々が続いただけに、大商いと言っても良い出来高でした。この出来高からも、いったんの反転の兆しを読むこともできますが、逆に下げ始めたときの負のスパイラルの元凶になるとも考えることができますので、マーケットからの明らかなサインを待ってからエントリーするのが賢明と考えています。


自画自賛ながら、本日の朝コメにて、NEC株については「現在の株価は、まだ割高感がある(中略)「見送り」が賢明と考えます。昨夜コメントしたように、突っ込みによる安値があり、昨日の買い手の投げが始まったならば「買い」も有力と考えます」と割高感を指摘し、さらなる下げの予測をコメントしたとおり、本日は7円安の215円大引けと、公募増資の新株発行価格と同値まで下げました。これで、昨日の大商いである138,156,000株が売り圧力に変わり、受渡日には発行価格の215円を下回り、公募組及び直近の買い方の資金の回転が効かなくなるという悪循環に陥る可能性が出てきました。


また、みずほFGについても、「比較的長い下髭の日足を現し、短期的な過熱感を示すストキャは底値圏を暗示していますが、下髭の値幅は4円と絶対的な値幅としては小幅で、170円の抵抗ラインを下抜けたばかりであり、まだMACDには下落余地が多く残されている」と下落懸念をコメントいたしましたが、筆者の予測どおり、本日は11円安の155円と6.63%の大幅安で引けました。出来高は405,795,400株と普段の4倍強の商いとなり、NEC同様、目先の反発は予想されるものの、さらなる下げとなった場合、買い方の投げが始まるため、取扱にはますます慎重になるべきと考えます。


MSでは、21:00に信用残高が流れますので、これら銘柄の残高がどう変化したか、注目されます。


今後の展開については、基本的に今週日曜のコメントに変化はありません。つまり、下値はまだあると考えており、具体的には「敢えて値頃を言えば200日線の9,300を下抜く、9,000円-9,200円程度と想定していますが、この辺はダメ押し、即ち買い持ち玉を投げさせるためのオーバーシュートもありと考えています。この辺の動きは、相場展開のわかりやすさに比べ、相当にトリッキーなものになると考えています」、日柄については、「これらを総合して下値の日柄をイメージすると、11/24-27、あるいはその翌週の前半あたりが該当するのではないかと考えますが、三菱UFJFGのみでなく、他企業の増資観測にも注意していく必要があると考えます。その意味では、今週は下げても、まだ買うには早いと考えています。」との見方は大筋で変えていません。


ただ、NYは、今週末のSQを前に、どうしても下げたくないという市場のコンセンサスがあるようで、なかなか粘り強い動きをしていますので、若干の修正は必要かと考えています。このへんは、今週のNYが引けた段階で再度分析し、また週末にコメントしたいと考えています。


いずれにしても、NYは、これまで先導要因を果たしてきた原油先物のチャートが下方トレンドのボックスを形成しており、いつ下放れても良い形状となっており、また、VOLATILITY INDEXも、21.63と二番底の動きを示しており、天井形成に向けての仕上げ時期を迎えていると考えます。


投資判断は見送り(慎重に監視、特に増資関連株)
明日に続く

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