昨夜のNY市場は、10月住宅着工件数は、予想値の60.0万件に対して、52.9万件の大幅悪化が嫌気され、序盤は80ドル近く売られましたが、その後持ち直し、再度売られてから買い直されるというめまぐるしい展開で、結局、11.11ドル安の10,426.31ドルと小反落で取引を終えました。


筆者は、火曜日の夜コメから「NYの天井は近い?」「NY、最終局面に向けての上昇?」等と、NY市場の下落を強く意識してきましたが、その動きは徐々に明確になってきていると感じます。


ただ、今週末が米国市場のSQとなっていることから、どうしても下げたくないのが市場のコンセンサスのようにも思え、予断を許さない展開となっています。


昨日の夜コメにて、NK225は「いったんの反発も」とコメントいたしましたが、ここはいったんの底をつけ、反発に向かっても不思議ではない場面と見ています。ただし、昨日詳細にコメントしたように、あくまでもいったんの反発のあとは、再度下落に向かうと筆者は予測しています。


また、夜コメにて、NECの信用売り残が気になるとコメントしましたが、結果は約23,000,000株増の33,751,000株となりました。売出株総数の約7%と、思っていたより多くないというのが筆者の印象です。昨日の出来高が148,156,000株であったことを考えると、その23%程度となり、つまり77%は買い持ちということになります。


また、今回の増資による希薄化は約25%であり、増資発表前日の株価248円に対して、現在の株価は、まだ割高感があると筆者は考えます。もちろん、25%の下落は非現実的で想定外ですが、日本市場にはびこる増資懸念や、具体的に決定している増資スケジュール、NECの増資は比較的小型である点、月曜日の日本市場が休場となる点などを考慮すると、年末増資ラッシュの一番手であるNEC株についての現時点の投資判断は、リスク回避の観点からは「見送り」が賢明と考えます。ただし、昨夜コメントしたように、突っ込みによる安値があり、昨日の買い手の投げが始まったならば「買い」も有力と考えます。まぁ、来週以降の動きになると想定していますが・・・。


ただし、その頃には、日立の公募増資の価格決定期間や三菱UFJの公募増資を睨んでの神経質な展開も予想され、増資規模から言っても、電機なら日立に妙味があるように思います。


昨日の朝コメで、みずほFG株についての下落懸念を述べましたが、昨日は続落となりました。比較的長い下髭の日足を現し、短期的な過熱感を示すストキャは底値圏を暗示していますが、下髭の値幅は4円と絶対的な値幅としては小幅で、170円の抵抗ラインを下抜けたばかりであり、まだMACDには下落余地が多く残されている雰囲気があり、反発があったとしても出尽くしとは限らず、慎重な取引が求められると考えます。


それにしても、筆者は現在の日立の株価257円には驚くばかりです。日立と言えば、筆者も何年か前、1,200円前後で取引した記憶があり、昨年の夏には800円台であったことを考えると、「優良株は長期保有」の時代が過ぎ去ったことをまざまざと見せつけられます。


続きは夜に
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