昨日発表の米国 9月貿易収支は予想値-318億USDに対し -365億USDと悪化、11月ミシガン大消費者信頼感指数・速報値も予想値71.0に対し66.0と悪化しましたが、NYSEはこれを特に材料視せず、73.00ドル高の10,270.47ドルの反発で引けました。高値は10,305ドルでした。
この辺は、昨日の朝コメにて「このままスッと下げるというより、戻りを試しながらの下落傾向を予測しています。」と見ていたとおりで、変更はありません。
さて、昨夜未明に米国発にて、三菱UFJフィナンシャル・グループの増資報道がありました。
日経ニュースによると、"米国時間13日昼に「年内に1兆円規模の普通株公募増資を実施する方向で最終調整に入った」との日経ニュースがQUICK端末などを通じて伝わり、株主価値の希薄化懸念から売りが優勢になった。三菱UFJのADRは前日比0.44ドル(7.8%)安の5.19ドルで通常取引を終えた。円相場を考慮すると465円程度に相当"とのことです。
話は少しそれますが、昨日の夜コメにて、みずほFGの夜間取引での買いの活況ぶりを見て「いったい誰が買うんだろう」と不思議に思ったことを記しましたが、信用倍率を見て『なるほど』と思いました。昨日の19.92倍から一気に5.62倍と信用売りが増加していました。
推測の域を出ませんが、前日の弱いレーティングや決算の悪化や増資発表を予想して、後場の高値を売りに出た投資家が、意外にも健闘していた決算結果や普通株での増資否定発言に、上昇の予感を感じて、売り玉の現物渡しに充てるために、あわてて現物買いに走ったものと考えます。新規買いの理由があるとはとても思えないのです。みずほFGに関しては、以前から一貫して「買いも売りも手出し無用」とコメントしているのは、このような動きを懸念しているからです。
増資発表後の株価の動向については、上昇と下落と見方が分かれていましたが、筆者はみずほFGの例のとおり、下落を支持していました。ADRでの動きと日本市場での動きが同じになるとは限りませんが、今回の三菱UFJに見るADRでの動きは日本市場にもつながるものと考えています。
長くなりましたので、この続きは、また夜にコメントを予定しています。
夜に続く