NY市場の動向予測については、昨日コメントしたとおり、揺さぶられながらも、直近高値である10/21の10,119.47ドルを超えることもあり得ると考えていますが、NYの10/21高値に対応するNK225の高値は10/26の10,397円となりますが、結論から言って、NY高によっても、この高値は抜くことはできないと考えています。値幅についての予測は占いのようなものですが、敢えて占えば25日平均移動線の10,020円程度、良くても10,100程度で頭を抑えられるものと考えています。
なお、米国では、住宅取得者への減税措置の継続などを柱とした法案に大統領が署名し、多々ある懸案の一つが決着を見ました。ここのところ、再度下降を始めたABX指数が再度上向いてくるか、注目しています。
さて、なぜNYが伸びる可能性があっても、NK225の上値は重いと考えるかというと、今の日本市場には投機資金を呼び込むだけの魅力が不足していると考えるからです。
企業決算の好調さが指摘されており、筆者から見ても意外に健闘しているとの感触を持っていますが、中身を見れば、赤字予想の縮小や、黒字化といっても頭一つ出ただけで、来期見通しも不透明であり、また、政府の政策や財政出動頼みの状況となっているところです。
日経のHPで見る東証1部の株価収益率の予想値も、先週末現在34.36倍と2年程前?の18倍からはほど遠く、超短期的な成長性期待から見たら、中国へと資金は流れていくのでしょう。 再度、90円を割れてきた円高も、欧米のファンドの買い意欲を減退させるでしょう、
しかし、だからと言って、投機資金の流入が見込めないわけではなく、潜在的な力量は、トヨタのHVを見るまでもなく世界唯一であると考えています。したがって、日柄と値頃さえ合ってくれば、一時的には資金の流入が期待できると考えています。
週末の騰落レシオは80.35%と低めの位置にありますが、前出の株価収益率を見た場合、まだまだ割高感があります。NYSEの騰落レシオは90辺りを底に110程度まで上昇してきており、短期的には120超えまでの上昇が考えられることから、日本市場も連れ高し、10/26の93辺りまで上昇してくるものと考えますが、この場合にも、指数だけが上昇し、個別の株価の反応は鈍いと推測しています。その後はNYと歩調を合わせ再度下落に転じ、10/5の63.7付近、または60近辺までの下落を想定しています。
値頃的には、10/6の安値(9,628 円)を下回ったところで、不安感が加速し、9,000円~9,200円近辺までの下値がありそうですが、現段階では占いの域を出ません。
日柄的には、11月中旬~下旬辺りを想定していますが、メガバンクの決算が出そろう頃をポイントに絞り込みができるのではないかと考えています。
いずせにせよ、次の突っ込みでは「買い」に大きな妙味とリスクの最小化があると考えています。
下げると考えているならば、10,000円近辺からの空売りも有効かと問われそうですが、その時点での各指標がどの地点を示しているかによりますが、おそらくオシレーター系の指標は下方または中途半端な位置にあり、リスク回避のためには、多くの指標が一致して底を示し、反転の兆しが見えたときにエントリーするのがリスクの小さな投資法と考えます。
投資判断は見送り。ノーポジ継続。
明日に続く