『よかったら食事にでも行きませんか?福岡案内もしますよ』
同じアメーバブログで、ブログを書いている◯×さんから、プチメを通してのお誘いがあったのが先週の木曜日だったか。
『土曜日の夜なら喜んで』
そう返信して、今夜待ち合わせをした。
『友達と何人かで行くかもしれないけどいいですか?』
僕は、初めて会う人と1対になるのが苦手。
その方がありがたい。
仕事が終わって、7時半に天神駅で落ち合ったのは、◯×さん、たいぞーさん、くららさん。
「はじめまして」
「どうも」
「昨日は災難だったみたいですね」
どんな人達が来るのだろうかと、少し不安もあったけど、皆、気さくで杞憂だった。
知り合いが所属している劇団の、公演を観た帰りだとか。
「とりあえず飯食いましょか」
「何かこれが食べたいとかあります?」
お任せしますと答えると、たいぞーさんが
「それなら用事もあるんで、知ってる人のとこでもいいですか?昔の食堂みたいなとこなんですけど、安くて旨いっすよ」
「構いませんよ」
そういう店って好きだ。
タクシーに乗って、1メーター超。
「ね?」
「本当に昔の食堂って感じですね」
小さい頃、近所にあった食堂を思い出す。
名前は『天竜』
中は広くはないけど、なんだか落ち着く。
「いらっしゃい」
短髪、髭を生やした、笑っているけど鋭い目を持つ男の人と、若い女の子、二人でやっているらしい。
全員、知った間柄らしく、挨拶代わりの冗談が飛ぶ。
この和んだ雰囲気、羨ましい。
たいぞーさんと◯×さんと僕は、生ビールを頼み、くららさんはバヤリースオレンジで、まずは乾杯。
さてさて。
値段表を見ると、確かに安い(カルビ焼き、各刺身、650円とか)
しかも、豊富で美味しそうなメニュー。
「何食べます?」
ネタケースの上に並んでいる、大きな皿に盛られた、チキン南蛮に目を奪われた。
「これ食べたい」
「マスター、大皿からそれぞれちょうだい」
。
「どんどん頼みましょう」
僕を優先してくれながらも、次々と注文していく3人。
焼き鯖、カルビ、卵焼き。
手羽先にモロキュー・・・。
乗り遅れまじと、鯨の刺身と明太子。
カウンターテーブルが、みるみる料理で埋まっていく。
どれも旨かった。
鯨は、その独特のねっとりした赤身が、大蒜醤油と絡む。
ふんわりと甘い卵焼き。
皮がパリッとした手羽先。
プチプチ口で弾ける明太子。
チキン南蛮には、たっぷりのタルタルソース。
お酒もすすむ。
会話にもそぞろに、飲み食いに夢中。
途中、常連客らしきおじさんが、お土産の焼酎を振る舞ってくれて、飲み物チェンジ。
満たされてくるお腹と一緒に、ほわっとしてきた。
しかしロックでカパカパいくな(くららさん除く)
さすが博多の人たい。
◯×さんは、31歳の会社員。
つい先日まで、夜、先輩がやっている屋台を手伝っていたのだそう。
「中洲でも全部がぼったくられる訳じゃないですよ。それに、その他にある屋台は、どこも安いです」
そうなんだ。
「行く前に聞いてくれてればなあ。いい店紹介出来たのに」
「俺もお勧めあったのに」
「私も私も」
残念です。
たいぞーさんは、天神の近くのバーの店長だそう。
28歳。
今日のメンバーは、そこで仲良くなったのだとか。
くららさんも31歳。
仲間由紀恵にそっくりな、テレフォンオペレーター(苦情受け付けが主です)
ちなみに、◯×さんは大阪出身。
たいぞーさんは、京都。
くららさんは、福岡だけど、筑豊(青春の門)
博多の人じゃありませんでした。
酔いも手伝っての他愛のない話で、すっかり打ち解けた4人。
「そろそろ店の準備しないと」
たいぞーさんが慌て出し、時計を見ると、2時間を過ぎていて、楽しい時間はどうしていつも早いのか。
「最後に何か食べます?」
いや、もうお腹がいっぱいです。
「あ、ここ、カツ丼がバリ旨っすよ」
いやいや、入りません。
さっと、1万円を出すたいぞーさん。
皆と一緒に、僕も財布をだすと、
「とりあえず僕の店に行きません?そこで割り勘しましょうよ」
そう言って、払ってしまった。
安いと言っても、大分飲んだし、幾らだったのだろう?
外はまだ雨。
明日も降るのだろうか。
またタクシーを捕まえて、たいぞーさんの働く『キングス』へ。
バーなんていつ以来だったか。
ソファーに無造作に放り出されたギター。
トルソを飾ったマネキンの上半身。
沢山の酒のボトルとフィギュア。
薄暗い照明。
アングラな香り。
2回目の乾杯で、ビールを半分ほど飲んだら、突然、凄まじい眠気に飲み込まれた。
睡眠不足と、久々だった大量アルコール摂取のせいか(2人の半分もないけど)
「眠たかったら、そこのソファーで寝ていいですよ」
そう言ってくれたものの、朝まで起きれる自信がない。
「じゃあ、気分変えて、屋台行きますか?」
え?くららさん?
いやいやいやいや。
まだまだ皆と話したい。居たい。
コーラで粘ったけど、駄目だった。
これ以上は迷惑をかけてしまう。
「すいません、さっきとここのお金・・・」
「要りません」
揃った台詞に、笑いが弾ける。
でも、そんな訳にはいかない。
タクシー代も、立て替えて貰っている。
黙ってお金を出そうとすると、◯×さんにはたかれた。
「甘えといて下さい」
「本当、安かったし」
「屋台行かんと」(くららさん・・・)
これ以上は野暮だと判断し、ありがたくご馳走になる。
また、いつか会うこともあるだろう。
その時は僕が。
メールアドレスを交換し、たいぞーさんに見送られて外に出た。
未だ雨。
途中まで一緒に行こうと、◯×さんとくららさんと、ぼちぼち歩く。
「あんまり話せんかったね」
「案内も出来んかった」
僕がだらしなかったせいです。
「また来てよ。落ち着いて連絡くれたら、こっちからも遊びに行くし」
それはきっと。必ず。
結局サウナまで送ってくれて、握手をして別れた。
もう慣れた一人なのに、さっきまで隣に居た人達がいなくなっただけで、きゅっと寂しい。
また会える約束。
きっと。必ず。
同じアメーバブログで、ブログを書いている◯×さんから、プチメを通してのお誘いがあったのが先週の木曜日だったか。
『土曜日の夜なら喜んで』
そう返信して、今夜待ち合わせをした。
『友達と何人かで行くかもしれないけどいいですか?』
僕は、初めて会う人と1対になるのが苦手。
その方がありがたい。
仕事が終わって、7時半に天神駅で落ち合ったのは、◯×さん、たいぞーさん、くららさん。
「はじめまして」
「どうも」
「昨日は災難だったみたいですね」
どんな人達が来るのだろうかと、少し不安もあったけど、皆、気さくで杞憂だった。
知り合いが所属している劇団の、公演を観た帰りだとか。
「とりあえず飯食いましょか」
「何かこれが食べたいとかあります?」
お任せしますと答えると、たいぞーさんが
「それなら用事もあるんで、知ってる人のとこでもいいですか?昔の食堂みたいなとこなんですけど、安くて旨いっすよ」
「構いませんよ」
そういう店って好きだ。
タクシーに乗って、1メーター超。
「ね?」
「本当に昔の食堂って感じですね」
小さい頃、近所にあった食堂を思い出す。
名前は『天竜』
中は広くはないけど、なんだか落ち着く。
「いらっしゃい」
短髪、髭を生やした、笑っているけど鋭い目を持つ男の人と、若い女の子、二人でやっているらしい。
全員、知った間柄らしく、挨拶代わりの冗談が飛ぶ。
この和んだ雰囲気、羨ましい。
たいぞーさんと◯×さんと僕は、生ビールを頼み、くららさんはバヤリースオレンジで、まずは乾杯。
さてさて。
値段表を見ると、確かに安い(カルビ焼き、各刺身、650円とか)
しかも、豊富で美味しそうなメニュー。
「何食べます?」
ネタケースの上に並んでいる、大きな皿に盛られた、チキン南蛮に目を奪われた。
「これ食べたい」
「マスター、大皿からそれぞれちょうだい」
。
「どんどん頼みましょう」
僕を優先してくれながらも、次々と注文していく3人。
焼き鯖、カルビ、卵焼き。
手羽先にモロキュー・・・。
乗り遅れまじと、鯨の刺身と明太子。
カウンターテーブルが、みるみる料理で埋まっていく。
どれも旨かった。
鯨は、その独特のねっとりした赤身が、大蒜醤油と絡む。
ふんわりと甘い卵焼き。
皮がパリッとした手羽先。
プチプチ口で弾ける明太子。
チキン南蛮には、たっぷりのタルタルソース。
お酒もすすむ。
会話にもそぞろに、飲み食いに夢中。
途中、常連客らしきおじさんが、お土産の焼酎を振る舞ってくれて、飲み物チェンジ。
満たされてくるお腹と一緒に、ほわっとしてきた。
しかしロックでカパカパいくな(くららさん除く)
さすが博多の人たい。
◯×さんは、31歳の会社員。
つい先日まで、夜、先輩がやっている屋台を手伝っていたのだそう。
「中洲でも全部がぼったくられる訳じゃないですよ。それに、その他にある屋台は、どこも安いです」
そうなんだ。
「行く前に聞いてくれてればなあ。いい店紹介出来たのに」
「俺もお勧めあったのに」
「私も私も」
残念です。
たいぞーさんは、天神の近くのバーの店長だそう。
28歳。
今日のメンバーは、そこで仲良くなったのだとか。
くららさんも31歳。
仲間由紀恵にそっくりな、テレフォンオペレーター(苦情受け付けが主です)
ちなみに、◯×さんは大阪出身。
たいぞーさんは、京都。
くららさんは、福岡だけど、筑豊(青春の門)
博多の人じゃありませんでした。
酔いも手伝っての他愛のない話で、すっかり打ち解けた4人。
「そろそろ店の準備しないと」
たいぞーさんが慌て出し、時計を見ると、2時間を過ぎていて、楽しい時間はどうしていつも早いのか。
「最後に何か食べます?」
いや、もうお腹がいっぱいです。
「あ、ここ、カツ丼がバリ旨っすよ」
いやいや、入りません。
さっと、1万円を出すたいぞーさん。
皆と一緒に、僕も財布をだすと、
「とりあえず僕の店に行きません?そこで割り勘しましょうよ」
そう言って、払ってしまった。
安いと言っても、大分飲んだし、幾らだったのだろう?
外はまだ雨。
明日も降るのだろうか。
またタクシーを捕まえて、たいぞーさんの働く『キングス』へ。
バーなんていつ以来だったか。
ソファーに無造作に放り出されたギター。
トルソを飾ったマネキンの上半身。
沢山の酒のボトルとフィギュア。
薄暗い照明。
アングラな香り。
2回目の乾杯で、ビールを半分ほど飲んだら、突然、凄まじい眠気に飲み込まれた。
睡眠不足と、久々だった大量アルコール摂取のせいか(2人の半分もないけど)
「眠たかったら、そこのソファーで寝ていいですよ」
そう言ってくれたものの、朝まで起きれる自信がない。
「じゃあ、気分変えて、屋台行きますか?」
え?くららさん?
いやいやいやいや。
まだまだ皆と話したい。居たい。
コーラで粘ったけど、駄目だった。
これ以上は迷惑をかけてしまう。
「すいません、さっきとここのお金・・・」
「要りません」
揃った台詞に、笑いが弾ける。
でも、そんな訳にはいかない。
タクシー代も、立て替えて貰っている。
黙ってお金を出そうとすると、◯×さんにはたかれた。
「甘えといて下さい」
「本当、安かったし」
「屋台行かんと」(くららさん・・・)
これ以上は野暮だと判断し、ありがたくご馳走になる。
また、いつか会うこともあるだろう。
その時は僕が。
メールアドレスを交換し、たいぞーさんに見送られて外に出た。
未だ雨。
途中まで一緒に行こうと、◯×さんとくららさんと、ぼちぼち歩く。
「あんまり話せんかったね」
「案内も出来んかった」
僕がだらしなかったせいです。
「また来てよ。落ち着いて連絡くれたら、こっちからも遊びに行くし」
それはきっと。必ず。
結局サウナまで送ってくれて、握手をして別れた。
もう慣れた一人なのに、さっきまで隣に居た人達がいなくなっただけで、きゅっと寂しい。
また会える約束。
きっと。必ず。