大学受験期の私(通信制高校時代)
全日制高校から転校して、大学受験を頑張って人生を変えようと思っていた。
最初の1ヶ月は通信制高校の進学コースに入ったこともあり、周りは頭のいい子ばかりだったので学校終わって家に帰ってすぐに勉強していた。
でも、最初の模試のあとに何かがプツンと切れてあまり勉強しなくなった。
そこから堕落して行った。勉強が頭に入らない。勉強に身が入らない。なので授業についていけない。
そして学校に行かない。模試の成績は下の下。
勉強のモチベーションを上げようと大学のオープンキャンパスに行くも、なんかピンと来ない。
やりたいことがない。
しかし、大学に行かないと家を追い出すと父に言われたので大学に進学するしかない。そ
んな感じで何となくで第1志望の大学が決まったのは高3の秋。
夏まで本当に行きたい大学もないし、やりたいことがない状態だった。
なんか無気力な私を見た母が「近所のショッピングモールのハニーズで働くのでもいいんだよ」って言ってた。今思うとそれが正解だったかもしれない。
追い込みの冬の時期でも勉強時間はせいぜい5時間。
受験生は8時間は勉強しようと学校の先生が言ってたけど、できなかった。
なんかずーーーっとやる気がなかった。
学校の先生もそれを見抜いていたと思う。
某個別指導塾の自習室無料招待に行って何日間か行ったけど、通信制高校の同級生に遭遇して塾通いしているその子を見て「普通受験生だったら塾通わせてもらえるよね」という謎の劣等感?とか謎の惨めさを感じてその自習室にも行かなくなった。
なんで塾や予備校に通わなかったのかと言うと、通信制高校への転校費用が高くて行けなかった。
お金を出して貰えなかった。
進学コースの授業を受ければどうにかなるだろうって父親が言っていた。
私頭悪いのに。
そして、センター試験の結果は普通にボロボロ。
その後は志望校の過去問を解いていた。
1校受かって、1校は補欠だった。
周りが良いところの大学に受かっていった。
良いところの大学に入れなかった。
人間関係が原因で全日制高校を辞めて通信制高校に来て、何も得られなかった高校生活だった。