オリンピックの身代金、同様に本を読んで映像化を期待していた映画 永遠の0(ゼロ)を観てきた。
3時間近くあったが、退屈せずに観れた。
流れした涙は、感情移入し自然にこみ上げてきたものではなく、誘われ涙だと思った。
昨年亡くなった夏八木勲さんのセリフは、重く響いた。
ただ、見終わって、そんなに残るものがない。
零戦の飛行シーンなどの特撮はリアルだった。
岡田准一は、この役でなくても岡田准一で、げっそりした姿はメイクそのままで、ファンの期待を裏切らないが、悪い意味で役の域を出ない俳優だと思った。
いつも気になるのは、役者が戦時中の古いセットで汚れた服装をしても、丸い瞳と綺麗な顔立ち、整った眉毛と身体の現代人姿は、その時代にいないでしょ!と嘘を覚える。
そういった意味では、白黒映画の効果もあったと思うが、イーストウッド監督の映画 硫黄島からの手紙 は、二宮、加瀬、裕木奈江はきゃしゃで、役に合っていた気がする。
(この映画で初めて加瀬を知ったが、演技が上手いと思った)
戦争を思い出し語る、いぶし銀のシルバー役者達の演技は、さすがに気迫があった。。
なんだろう、もっと、泥臭い映画が見たいと思う。
リメイクされた、おしん は観てないが、有名ところの綺麗な俳優の、そんなに汚れてない姿は、嘘を感じる。
一皮も二皮も脱いだ俳優の映画が観たい。