『崩れゆく森』 -2ページ目

『崩れゆく森』

- 大企業が崩壊していく様を描いた短編小説 -

森は木々たちが伐採される事で元気を失い、他の木々たちは自分は生き残ろうと必死に他の木々たちの栄養を吸い取り。弱い木々たちは葉を落とし、倒れていく。そうして、森は崩れてゆく。

この会社のように…

冷たいビル風が吹く中で、私は空を見上げていた。
日本の経済の中心地であるこの街の空は、高層ビル、建設中の開発ビルの山々でほとんど隠れていた。

ビジネスマンで行き交う街で、まともな仕事をしたことない私は働き始めるのだ。