久しぶりに映画を観てきましたキラキラ

 

それがコチラ

 

 

 

 

 

 

 

 

どうして観たかというと

ラーゲリ(収容所)のことが知りたく

ちょっと観てみようと思い

軽い気持ちで観たのですが

 

結果

 

大号泣えーんえーんえーん

 

何だか

ひたすら泣けました

 

 

捕虜になり

異国の地に連れて行かれることだけでも悲惨なのに

かなり厳しいシベリアの地

極寒の中の労働

いつ帰国できるかも分からなず

母国の状態や

家族の状況も知ることができない

 

身体的にも

精神的にも辛いですが

やはり

家族がどうなっているのか知ることができず

自分の状況を知らせることもできない

ということが一番辛いと思った

 

ハルビンから始まる物語は

一瞬で終わり

あっという間に捕虜になります

 

それからはひたすら

ラーゲリでの出来事が描かれます

 

どちらかと言うと

悲惨さはそこまで描かれず

過酷さもほぼ感じられず

寒いんだろうな

お腹いっぱい食べられないんだろうな

と想像するくらいで

むしろ

やたらと洗い立てのシャツ着てるな

とか

まー!

なんと清潔なシーツ!

とか

新品のノートがどこからか手に入るのね

とか

列から外れても文句言われないのね

とか

思ってたよりも黒パン大きくて美味しそう

とか

 

想像の収容所よりキレイで清潔で

監視は緩く

結構なことが許されるのだな

と思ってしまう

 

極寒で

冬の平均気温がマイナス20℃と言っている割に

首まで出して作業してるし

人がいきなりバタバタ倒れるし

監視は人が逃げようとしてから監視台に登るし

演出にちょっと疑問はありましたが

それでも号泣です

 

この映画は

人として生きていくということが

どれだけ大切なのか教えてくれる物語でした

 

隔離され

閉じ込められ

日々の楽しみも

生きていく希望もないなかで

それでも人間らしく生きていく

人として生き抜く大切さというか

そんな中でも諦めない人間らしさというか

 

人って

なんのために生きているのだろうと

考えさせられると言うか

 

ただ生きているだけでは駄目なのだと思った

風を感じ

自然を感じ

生きていることを感じ

自分の生命を大切に

人を大切にし

絆を大切にしたいと思った

 

この物語は

収容所の酷さや

捕虜の辛さを語るものではなく

生きている喜び

生命の大切さ

人として生きるプライドを感じられる物語でした

 

人が誰かのためにしてあげられることを描く物語というか

生きているってこういうことなのだと思った

 

自分一人で生きているのではなく

繋がる誰かのために出来ることはいっぱいあって

それが繋がって人々は生きているのだと

 

うまく表現できないけど

とても素敵なメッセージを

この映画から受け止めることができました

 

 

映画館中泣いてましたよ

私も

久しぶりに映画館で号泣しました

 

まだ観に行ける方は

ぜひ映画館で観て欲しいと思います