1939年11月30日
 レニングラードに近接するフィンランド領土を侵略するため、ソ連軍が同国に侵略。
(註)1939年末迄第2次世界大戦のドイツ軍がどれほど恐ろしいか、一般に無自覚な状態が続いました。フランスとイギリスは大軍を動員しつつあり、多くの人は第1次世界大戦の繰り返しに過ぎないと信じていました。

1940年3月12日
 ソ連とフィンランドの戦争が終わります。ソ連は欲しかった領土を手に入れましたが、フィンランドは独立を維持しました。フィンランド側の死者2万5千人に対し、ソ連軍の死者は7万人近くに及びました。ソ連軍は1600台の戦車と700機の飛行機を失い、赤軍の威信を大きく低下させました。

1940年4月9日
 ドイツ軍、デンマークとノルウェーに侵攻。

1940年5月10日
 ドイツ軍、フランスに侵攻。

1940年6月10日
 イタリアも戦争に突入、同時にフランスに侵攻。

1940年6月21日
 フランス降伏。南フランスは主権を許されましてヴィシー政権を樹立、同政権がドイツと同盟を結ぶ。連合軍の死者は9万人を数え、190万人が捕虜或いは行方不明となりました。これに対し、ドイツ側の死者は2万7千人、行方不明1万8千人に過ぎませんでした。

1940年8月1日
 バルト3国(リトアニア・ラトビア・エストニア)がソ連軍に侵略され、ソ連邦に併合されます。

1940年8月3日
 イタリア軍、英領ソマリランドに侵攻、同地を支配下に置きます。