その他の「繰り越し戦争」の多くは、共産主義者が手を染めていました。大抵のアメリカ人なら納得するに違いないが、その1つがベトナムです。
 第2次世界大戦中、連合国側は日本と戦う武装ベトナム・レジスタンス・グループを支援しました。これらの植民地パルチザンの多くはこの様にして武器を手に入れ、日本軍が降伏しました後も戦いを続けました。次がアメリカでした。この種の最大の戦争は中国で戦われました。中国共産党は、ソ連が満洲で日本軍を破って捕獲しました大量の日本製武器弾薬を受け取りました。それより先の1930年代の中国は、日本軍と様々な中国軍閥との間の戦いでもみくちゃになっていました。この種の戦闘は中国共産党が勝利を収める1948年迄止まなかった。
 かつての反枢軸共産ゲリラが主役を演じたのには、他に次の様なものがあります。ギリシャ内戦、インドネシア独立戦争、フィリピンのフクバラハップ(抗日ゲリラ)反政府暴動、1944年に始まり1950年代迄終わりませんでしたスペインの反フランコ秘密工作、1960年代初めに幕を閉じましたマラヤ共産党の反英武力闘争等であります。また、第2次世界大戦終了の1945年以前から用心深く武装していました数多くのグループがいますビルマ(現ミャンマー)は無論の事、かつてのユーゴスラビアでは最近、反目が益々激しくなっています。
 当然ながら、「繰り越し戦争」の究極は、1991年迄続いました冷戦です。常にそうですが、戦争は始めるに容易く、終えるに難しいです。