日本も人間魚雷を開発しました。これは「回天」と言う名で、文字通り1人乗り自殺型潜水艦でした。連合軍の艦船攻撃に300隻以上が送り出されましたが、特に高波に弱くて極めて効率が悪く、僅か1隻に損害を与えましたに過ぎませんでした。他方で、アメリカが日本侵攻の「オリンピック作戦」を実施してきました場合の撃退用に、数百隻の別の「回天」も用意されていました。もし作戦が遂行されていましたならば、簡単な呼吸装置を身に付けただけで海底を歩き、爆薬を先端に付けました棒で上陸用舟艇の船底を叩くと言うこの自殺水泳者から、多くの犠牲者が出ていました事でしょう。
 こうした第2次世界大戦のスキューバ戦士の直系の後継者が、アメリカ海軍SEAL部隊等、多くの国の同様なコマンド部隊です。冒険は続いています。