日本軍の真珠湾攻撃が開始されました時、アメリカ海軍の艦上の対空砲は7分以内に殆ど全部が応戦を始めていました。アメリカ陸軍は真珠湾に31門の対空砲を備えていましたが、日本機の空襲に応戦出来ましたのはたったの4門でした。陸軍兵士の緩慢な行動に付いては言い訳もあります。水兵は艦内で寝起きしていますから、砲も手近にあります。陸軍は武器弾薬の置き場から、かなり離れている兵舎住まいです。水兵は訓練が行き届いていまして、直ぐに甲板に出て戦闘体制が取れました。また水兵も陸軍兵士も、平時には厳重に錠や鍵をかけて保管してあります弾薬庫を使うのに、特別な手続きが必要でした。陸軍では弾薬庫の錠を壊す道具を、まず探さなければなりませんでした。水兵達は修理用工具を沢山持っていて、これでさっさと弾薬箱の錠を取り外す事が出来ました。