犬も喰わない 5 | @myselfのブログ

@myselfのブログ

ブログの説明を入力します。

白組・スライダーが武器の長谷川と、紅組・「ジタバタするなよ。世紀末が来るぜ」しか言わない中年男性の先発で試合は幕を開けた。
初回からスライダーの連投でグイグイ押してくる長谷川、投げるたびに「ジタバタするなよ。世紀末が来るぜ」しか言わない中年男性。序盤から芸者ワルツを歌えない芸者が全く芸者ワルツを歌わない。白組は、流し打ちの名人・篠原が見事な流し打ちで好機を作るも、後続の、北の酒場通りにいるのにあえてベリーショートの女将、酔っ払って女風呂を覗いているところをあえなく御用された人が共にやっぱり酔っ払ってしまっており打線が全く繋がらない。壊れかけのradioが何も聴かせてくれない。2回表、長谷川の失投に、キャッチャーの「危ない!」と言う時に思わず「危ないラヴモーション!」と叫んでしまう中年男性が「危ないラヴモーション!」と叫ぶが、ここはバッター・混浴露天風呂から遺体で発見された美女、動かざること山のごとし。アメーバピグで主婦だけの友達を36人作って毎日チャットしてる小学生がまたチャットを始める。ネット上では「神様」と崇め奉られているデブな小学生(わりと割り算とかは得意)は眠っている。何の競技かはわからないがとりあえず超高校級の宮西が、やっぱり何の競技で超高校級なのか全くわからないまま三振。三回裏、紅組は「ジタバタするなよ。世紀末が来るぜ」と何回も聞いてるほうもさすがに参ってきたので、「君とキッスできたら、俺、街中を逆立ちしながら、ラブラブアイラヴュー叫んでもいいぜ」しか言わない中年男性にピッチャー交代。ここで、バブルに抱かれた女が「バットの扱い方なんて、赤子の手をひねるようなものだわ!」とよくわからない下ネタ交じりの発言で登場するも、中年男性が投げるたびに「君とキッスできたら、俺、街中を逆立ちしながら、ラブラブアイラヴュー叫んでもいいぜ」しか言わないので、軽いノイローゼ気味になり凡退。チョー・ヨンピっちゃってるアイツが渾身のフルスイングを見せるも、メガネが外れて飛んでしまったところ、それほどチョー・ヨンピっちゃってもいないという疑惑が発覚。ネット上では「神様」と崇め奉られているデブな小学生(わりと割り算とかは得意)はまだ眠っている。

4回。白組は「いつまでもまとまらないヤツらばっかりで試合してるんじゃねえよ!」と、5男3女の父が子供たちを引き連れて登場し選手全員交代。負けじと紅組は「おいおい!子供相手なら、拙者ら七人で充分でござる!」と七人の侍に選手全員交代。しばらくぐだぐだな感じが続くが、その間、「あれ?テレビに出てる人ですよね?」という言葉を「こんにちは」代わりに使う人が、全員に「あれ?テレビに出てる人ですよね?」と言っては「違います」だの「ワン!」だの「モー!」だのと言われていた。

ぐだぐだしてるうちに、先生が「久々だったもんだから、思ったより早くおわっちゃって…」と頭を掻きながら毛ジラミに悩む女と一緒に戻ってきた。毛ジラミに悩む女は、どこかしら先生に対して上から目線になった感じの態度でタバコを吸っていた。

試合を見るや否や、先生は「おお!これはなかなかいい試合になりましたよー!これは最後までどうなるかわかりませんねー!何しろ皇居には魔物が住んでいるとよく言われますからねー!」と解説を始めたが、この発言が近くを通りかかった右翼団体の人の耳に入り、「皇族を『魔物』呼ばわりするとは何事だ!貴様、それでも日本男児かっ!!」とボッコボッコにされるハメになった。
「す!す!すいません!ついついハメを外しただけなのです!そういうつもりは全くなかったのです!」と先生は、またしても美しい土下座を見せる。その美しさたるや、「二時間って言っといてあっさり終わっちゃってゴメンナサイ!」と全裸で女に土下座するダメ男のごとし。フヮッツ・ザ・ビューティフル・土下座!

ただ、その美しい土下座に選手たちは誰も見向きもせず、試合は続く。ネット上では「神様」と崇め奉られているデブな小学生(わりと割り算とかは得意)はまだ眠っている。

6回。あまりにぐだぐだした感じに見てるほうも耐えられなくなってきたので、白組も紅組もまたもや選手を全員交代。滝川クリストローネとロマンスグレー内藤、両投手の投げ合いとなる。6回表、紅組の攻撃に遂に三匹の子豚が登場となるが、まずは長男がワラのバットが完全にボールに負けて三振。次男が木のバットで登場するも、普通にバッティングセンスがゼロで三振。「俺こそは!」と三男はレンガのバットで登場。しかし、バットが重くて普通に三振。滝川クリストローネ、まさかの三者連続三振という素晴らしいリリーフを見せる。
対する白組の6回裏の攻撃。杉良太郎風の流し目の男が、見事なまでの流し目でボールを見つめ続け、見送りの三振。続くクーベルタン男爵似の声の人、案の定「参加することに意義がある」とクーベルタン男爵の言葉を発したまま棒立ち。見送りの三振。ここで紅組、満を持してミッキー・カーチスと発音する際にだけノースカロライナ州訛りになってしまう男が登場するも、全くミッキー・カーチスと発音する機会がないままあえなく三振。ロマンスグレー内藤もまさかの三者連続三振で、試合は急に緊迫感のある締まった空気となるが、滝川クリストローネもロマンスグレー内藤もいったい何者なのかは、誰もよくわからない。

7回。試合が大きく動く。そう。遂に、暇さえあれば「おっぱい」と独りごちている長瀬が「おっぱい」と言うのを止める。更には、「俺、牛乳6秒で飲めるぜ」五十嵐が牛乳を5秒で飲んでみせた。こうなると紅組の勢いは止まらない。「生まれ変わったら人間になりたい」と言っている人が遂に自分が人間であることに気づく超スーパープレイ。漫画の三国志を24巻と31巻以外、万引きだけで全巻そろえた少年が、逃げ足で鍛えた得意の瞬足をみせる。温泉で浴槽にタオルを入れて注意されていた50代のインド人が、お湯で絞ったタオルを頭にのせ始めた。塵が舞う。甲子園の土が、ある。ねがチュー。うしがモー。とらがガオー。うが跳ねる。更には、たつが、昔、松方弘樹とカジキマグロを釣った話をし始めた。