父から厳しく育てられていた私は
自分ルールがどんどん厳しくなっていた。



いい子でいるべき

父の言う通りにするべき

時間は守らなければいけない

人よりも秀でていなければならない

その辺の子と同じではいけない

努力をしなければいけない

会社を経営している父の顔を汚さないよう、人に迷惑をかけてはいけない

泣いてはいけない




すごくストレスが溜まっていた。
母に話そうかとも思ったけど、基本母はお父さんの否定はしなかった。


「怒られたり、何か文句言われないようにしないといけないよ。」
と言われたのだけは覚えている。


それは言われるようなことをした私が悪い
と言うことだった。


他に誰に助けを求めればいいのかわからず
本を読んだり、テレビを見たり、空想したり。
とにかく現実から逃げていた。その頃の私はとても冷めていたと思う。



優れた人間になれていないのは自分が一番知っていたけど、そんな自分を認めなくなかった。それを認めてしまったら私は本当に愛してもらうことを諦めることになってしまうから。




父から何もしない、ありのままの自分を
愛して欲しかったのに愛してもらえなかった私は
常に寂しく、その穴は自分で満たすことができず
他の人に求めた。



友達も自分が好きな友達は独占したかったし、
相手にも私を1番と思って欲しかった。


恋愛をするようになると
彼氏が全て。
彼氏は友達よりも明確な言葉だったり行動だったりで示してくれたから。


でも自分が思っているよりも相手は自分を想ってくれなかったりするともう悲しくて悲しくて
どんどん重い女になっていった。



そして恐れていたことが起きた。



それは彼氏が[浮気]をしたこと。
しかもその相手は







私の姉だった。



続きます