おはようございます。
ブログアップ遅くなりました。
毎回活動では、テーマを決めスタッフやリーダー達はそのテーマに向けてアプローチを統一しながら子ども達の学びを支援しています。
今回の活動テーマは、【本気を形にする】
初めて同じ班になる人、なった事がある人
それらを含めて逃走中というプログラムは
いつも子ども達を本気にさせる。
そんな特性を最大限に活かしたプログラムを毎回考え、進化させていってます。今回はNo8解読ミッションでしたが、みんなめちゃくちゃ難しかったと言いながらも、最後には班をまたいで話し合いが起き、答えにつながるような行動をとれました。
ひとつの班は、逃走中を楽しみたいから!と巻物を集めずハンターから逃げて楽しんでいましたが、最後の謎解きでは巻物はひとつもゲットできず、古代文字を解読できない状態に。
ある1人のメンバーが『他の班に声かけてくる』と移動を始め、1つ目の班に協力を求めました。
1つ目の班は、どうする??と相談しながらも、相談してきた班にとっての有益な情報を持っていなかった様子。
次に、次のグループへ。しかし、そこの班とは活動前半に逆の立場で提案を投げ掛けられ相談にきた他の班メンバーに『こっちにメリットがないからしない!』とハッキリと断言。断っていました。
そんな中、今回自分達が頼む側…恥をしのんで『相談があるんやけど…』1回目の交渉は、見事に断られました。そんなことがあったので、当たり前と言えば当たり前です。
『了解』相談を持ちかけた側も納得しすぐに引き下がりましたが…それでは何もできない現状は変わらず…どうするのかと様子を見ていると…
別の班のメンバーが『もう一回俺が言ってくるわー』と行動に!それしか方法がないのはみんなわかってましたが、行動に移せずにもじもじしてても仕方ない!そんな感じでした。
再度チャレンジ!!
すると新しい展開に『わかったー』と受け入れる話に…
というのは、情報をたくさんもってた班も情報をどう整理したらよいのか、形になりそうでもう一歩何かがたらず決めかねていました。合流できた班は、情報を共有してもらい一緒に解読をすることに!!
しかし、それでもあと一歩なにかが足らず解読には至りません。【班をまたいで協力する】ことを学んだ子ども達は、残りのもうひとつのグループへ
話を持ちかけます。『みんなで一緒に考えようー』しかし、最後のそのグループはもうあと一歩のところまで解読が進み、『自分達のちからだけで解きたい』となっていました。
子ども達は、そんな葛藤をたくさん乗り越え、最後には全部の班が合流し、それぞれのは情報を開示、すると古代文字の全貌が見えはじめてきて…
ひとつの文章に!!
そこでもいろんな空気があり…それを必死でつたえようとする人、完全に他人事になって違う遊びを始めてる人、リーダーを頼ろうとする人…
その時には、残り12分!!
時間を意識し始めると一気にみんな再加熱!!
『どうする?どうする?』とざわざわし始め
『とりあえず探しにいこう!』と行動に!!
そうして、鍵も無事見つけることができて、
宝箱を開けることに成功!!
今回は無事最終ミッションをクリアすることが出来ました。
最後は、活動のふりかえりをして
▪️楽しかったこと
▪️最後、何で解けたのか…どんな行動がきっかけになったかな?
などいろんな話して、言語化(言葉に置き換えて整理する)することで、活動は終了。
全体写真も撮って帰路につきました。
小学生の内からこうした感覚的体験を具体的な言語に変換するちからを当団体では大事にしています。
少しずつ、初めはうまくいえなくても続けていればそのちからは、確実についてきます。
定例の日帰り活動では、毎回時間の許す限りこの活動ふりかえりを入れて子ども達のそんなちからも引き出せるようにしていっています。
難しい内容でしたが、みんなで協力すること、いろんな葛藤を乗り越え、【目的】を見失わず行動し続けること、いろんな人と情報やちからを共有ふすることが答えにつながったことを感覚的でもよいので、体験できたこと
そんな経験のひとつひとつがこれからの未来に役立つ日がくると信じて、活動をこれからも続けていきたいと思います。
解散の時、『まだまだ走れる人ー』と聞くと大半のメンバーは『はーい!!』と手を挙げていました。
子ども達のちから、まだまだ侮れません!笑
これからもご支援のほど、よろしくお願い致します。