6月も終わり・・・
東京にたくさんあるスタジオBUZZはなんと6月中無料だったので、ほぼ毎日お世話になりました。
本当にありがとうございました。後ろに見えるかな・・BUZZ
ダンサーメインのスタジオで、楽器はダメだけど声出しはOKのスタジオ。
前後で利用者見ても、め〜っちゃ若い子たちがアイドルの曲(ぽい)ので踊ったりしてて、音楽スタジオとはまた様子が違ってて、面白かった。
でも大きな鏡あるし、口の開け方チェックとか姿勢チェックにはもってこいでした。
この2年間みっちり音楽を勉強し、オーケストラ曲作ったり、ジャズのビッグバンドのアレンジしたり・・・その結果、当たり前っちゃ当たり前なんだけど、めちゃくちゃ耳がこえたのだと思います、私。
「作曲者」っていうのは、自分の中で「これはこうしたい」っていうのを世界観から細かいことまで、はっきりと持ってないといけないのです。クレッシェンドひとつでも「どの音符のどから始まってどの音符で終わるはもちろん、どれくらいの大きさで始まって終わって・・」
クラシックの世界ではそれを全て譜面に書き、なおかつ演奏者から「どれくらいですか?」とかきかれたときに、瞬時に説明しないといけない・・要するにその「曲」という一つの芸術を自分の中で細部に渡るまで、人に何きかれようが答えられるくらいはっきり、しっかり自分の中で決めてないといけない。もちろん演奏してみてわかることもありますが、原則として。
そういうことをずっとやっていると、自分の今まで曲に対する想い、表現に対する想い、何よりも細部まで拘って一つの芸術を作るっていう意識が薄かったなあ・・と思ったのでした。
こういう仏像が時を経ても見た瞬間「うわああ」って圧倒されるのは、細か〜いところまで全く妥協することなく、ひとつひとつ作ってきたからなのだ・・という話を聞いたときに軽くショックを受けたのと同じです。
そんなこんなで、数ヶ月前「私の歌、だいぶ自分の思うように近づいてきたかも・・」なんて思ってた時期があったのに、
「何を一体言っておるのだ、私は。顔洗って出直してこい」って感じ。
特にオーケストラを作って演奏してもらった後かな。あれで何かつき抜けたのかな。
ていうことで、「顔洗って出直し!」
ちょうどライブも休まざるを得ない時期だったし、4月5月は公園で頑張ってたけど、流石に野外じゃねえ・・と思ってたら、6月!BUZZさんのお陰でなんと無料で毎日のように、ゼロからやり直し練習ができました。
結局、身体を緩めていかに響かす空洞の楽器にするか。
唇や舌の位置、そして音の高さにより刻々と変え口の中をいかに響かせる空洞にするか。
それを刻々と変わる歌詞の中でやっていくわけですからね。気の遠くなる作業だけど、それが思い切りBUZZさんのおかげで納得できる練習ができたわけです。
BUZZさん、ありがとう。
これからも使うからね。
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ナターシャ オーケストラ作曲 Awakening
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