宮﨑あおいの蝶々夫人

NHKで見た

 

鼻をお直しする前の 映像だったので

過去の放送?と思ったら

やはり 2011年が初回放送だった

 

最近の映像は 鼻をちょいとつまんだように

高くなっている 

 

蝶々さんで見る限り

鼻をつまみたくなるぺちゃんこではあるな

 

このぺちゃんこ鼻のままでも 十分可愛いし

この人のキャラは可愛い顔なのに

 

やはり 人が見てもちょいと気になる部分

ご本人も気になったんだな

 

有名なホストが 鼻を整形して

術後の経過をYouTubeにアップしていた

相当な痛みらしい

 

なので宮崎あおいに限らず

鼻の整形した人を見る度に

 

ホストさんが言っていたあの痛みに耐えたんだなと

痛ましく思えるのだが

彼女は なんかしょっちゅう鼻弄っている感じがする

 

実際は何回だろう

 

お産の時 こんな痛み 二度と味わいたくないと

思ったのに 又次を産もうとする あの感覚かな

きれいになりたい一心で…

 

朝ドラ「朝がきた」では 鼻に目がいって仕方なかった

 

宮崎さんと言えば まず鼻が気になる人

本来の鼻のままでいたらよかったのに

 

一発で形のいい鼻にならないので

痛い思いをしているのに

どうして一発で決めないのかと

 

弄ったらしい後の鼻に目が行き

気になりまくるのだ

 

鼻の話はここまで…

 

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脚本は 長崎出身の市川森一

長崎弁がみなさん上手だった

 

宮崎あおい演じるお蝶さんは

サムライの娘としての素養をみっちり仕込まれ

自害の方法まで特訓されて育った武士の娘

 

父親の遺品 「葉隠」が座右の書

 

同時に 英語が好きで

長崎の「活水女学院」に行きたいという夢を持つ

英語を生かした何かがしたい

 

長崎にドック入りした外国船の海軍さんと

恋仲になる

  

 

 

結婚式まであげてくれたので

本気かと思っていたら

 

あくまでお座敷の女と付き合うための

手段だった

そんな入れ知恵したのは

パックン演じる軍医

 

迎えに来てもらい

母子ともに アメリカに渡る気満々

 

だけど 海軍さんは

本国に妻がいて…

 

お馴染みの蝶々夫人が展開する

 

 

できたら 

オペラみたいに やって欲しかった

 

夜中にたまにオペラやっているので

面白くてついつい見てしまう

 

蝶々夫人は 実際の舞台では日本人

テレビの舞台では

ドイツ人みたいないかつい人だったけど

 

こちらは 演出が 素晴らしく

着物の着付けのおかしさとか

だんだん気にならなくなった

 

あのオペラの蝶々夫人と比べると

ドラマチックな盛り上がりは全然なく

 

ひたすら待ち続ける姿も

花をあちこちに 飾ったり 灯篭をともしたり

お掃除したり…

いそいそ感はあったけど…

 

海軍さんに ぶっちゃけ遊ばれたのだという事実と

置き屋の悪党だんなと 愛人の高橋由美子に

追い出された場面と 大差なく

 

淡々と描かれ

物足りなかった

 

戸田恵子女将を薬殺した 悪玉旦那や

女中頭を成敗して欲しかった

 

コレラが流行って死んだなんて

あっさりしすぎ

ついでに 余貴美子女将まで

コレラで殺して…

 

すべてがあっさりと描かれ

平面的なドラマチックな盛り上がりのない構成

 

藤村志保のおばあ様が存在感あった

奥貫薫の母親もだけど

二人の武士の家の毅然とした生き方が

 

蝶々さんのサムライの娘としての矜持

アイデンティティを浮かびあがらせた

 

オペラで見た海軍さんは

蝶々さんの 自害に驚き悲しみ

朗々と歌い上げるのに

 

かなり物足りない

せめて その死を 長崎で知り

”花咲く愛の家よ、さようなら”と嘆く あんな場面欲しかった

 

オペラ蝶々夫人でないことは重々承知

でも あの最後 寂しかった

 

 

海軍さんは登場せず

静かに…

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”武士道とは 死ぬ事と見付けたり”

”恋の至極は 忍恋(しのぶこい)と見立て候”
 

お蝶さんは 息子に形見として「葉隠」を残し

母の矜持は 伝わっていた

 

葉隠の名言

オペラでは 出せないからね

 

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蝶々夫人(Madame Butterfly)

1898年

米の弁護士ジョン・ルーサー・ロングが

センチュリー・マガジン1月号に発表した短編小説

 

これを原作に

米・劇作家デーヴィッド・ベラスコが戯曲化

 

上記2作品をもとに

ジャコモ・プッチーニがオペラとして作曲した

プッチーニは 日本はおろか長崎にきたこともない

 

お蝶さんの息子の名前

ジョーっていったな…

ジョンにかけた?? 想像してみた