庭の草花が 新緑の季節真っ盛り…
百日紅（サルスベリ）は お団子みたいに 青々とぎっしり… 枝葉が密集している
去年 家人が ”バッサリ 切っておいたよ…”
エッ！ ギョ… 呼んでくれたらよかったのに～～～と
愚痴っても後の祭り…
適当に ギコギコ 切られてはまずいのだ
伸びた枝葉をイメージして 剪定しないと 木がお団子になってしまう
小雨が降っていたけれど 剪定した本人も密集してしまった枝葉が 気になるらしく
鋸持って待機している
長く太めの枝を一本 切り落としただけで そこの部分がすっきりした
その枝の葉を全部落とし その枝で ここ ここ…と順に指し示す
先が柔らかいので いい指示棒になる
樹全体を見ながら 間引くいてゆく
木も …あ～～すっきりしたと言っている感じ…
サルスベリは 外からの目隠しの役目があるので 枝ぶりよりも
役目優先
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真っ黒クロスケの大型犬・ラム君の庭だった頃…
彼の木陰を作るという重要な役割をしていた
大木の根元に生えた小さな株を 貰ってきて植えたのだが
みるみる大きくなって ラム君は 夏の暑い日 その真下の木陰に寝そべっていた
気持ちのいい緑陰…
ラム君が天国の住人になってからは そこは”我が家の聖地”
腹這っていたその部分は 特別な空間となった
ラムがいなくなると 苔寺のような苔が ぎっしりと覆い
百日紅（サルスベリ）の下は 苔庭になった
ラムのいた場所の苔に 素足をおろしてみると ひんやりして柔らかい
ラムに代わって 我が家の家族になった猫たちも そのあたりで涼を
取っている
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ああ…ラム…思い出す
友人から椿を3本貰って ラムの場所の近くに2本植えたっけ
1本は東側の小庭に植えた
ところが 2本のうち 一本が邪魔だったらしく
かなり怒った風で すごい剣幕で 引っこ抜きにかかった
引っこ抜き終わると
こちらをチラと見やり フン！… ママの馬鹿！って顔した
ラム君…今でもこの場所は 大事にしているよ
何も植えない 鉢も置かない
1本だけ 残った椿は 生垣のベニカナメの隙間で 生垣の役目をし
ラム君の場所に ポトン ポトンと 白地に紅模様の花を落とす
東側の椿も ラムの好きな場所だったらしい
せっせ せっせ… 堀り起こしてしまった
時々 上目遣いでチラ チラ…とこちらを見… こっちも植えたな～！ワン！
引っこ抜き終わって ポイと放り投げた時の様子は今でも 目に浮かぶ
何も ぽい！っと 投げなくていいじゃん…
ハイハイ…悪うござんした
抜いた後に 自分の体のスペース分 土を少し掘り
ああ やれやれ…どっこいしょ … 腹這って こちらをチラと見る
あの上目遣いの目！！
水仙を一本貰ってきて 植えた
どんどん球根が増えて 近辺に にょきにょき 芽が出てきだした
息子の記念樹・蝋梅の根元に 半円をかくように 植えなおした
ところがそのあたりも 目ざわりだったらしく
水仙の球根を 怒ったように堀り散らしていた
コロン コロンと 土付きで投げ出された球根が目に浮かぶ
時にはとんでもない場所に水仙が生えていて
ラムに 土ごとゴソッと放り出されて その場所で 生きたらしかった
ラムの植えた水仙…ヾ(＠＾(∞)＾＠) って呼んだ
百日紅（サルスベリ）は 目隠し 緑陰
玄関ポーチの正面にあるので 枝葉が茂ると そのあたりも陽を遮ってくれる
沿道で見かける 桃色の花より 我が家の白い花が好きだ
ほこると ふわふわとして 風情がある
晴れたら 隣の沙羅の木を間引きしなくては…
狭い庭に こんなに木を植えて
猫ママもこの空間から居なくなった後…どうする？
お隣のおばあさんが亡くなり 新しい住人が引っ越してくる前の手入れをしている
庭には 桃 梅 クロガネモチ 形よく剪定されたイヌマキ等 たくさんの樹木や
草花が生い茂り 裏口のドアを開けると 黄色い可愛い花が こんにちわ
足元には 季節の花が 順々に咲き グロリオーサもあった
ある日 電動草刈り機の音がして 庭中の樹木はバッサリ…
そして今は 一面のコンクリーになった
おお～～徹底しているな…
樹木嫌いなのかな…
おしゃべりをすると 大好きだって…
紅葉が好きで 前の家では いっぱい植えていたって…
とりわけ 自分が形を作った 特別な紅葉があり
家を売る時 それだけは持って来たかったけど
買った住人に 気に入っているからダメと言われた …
タイミング的に 置いてくるしかなかったと…
わお～ 紅葉 東側の隣の家に 大きな紅葉がある
新住人曰く あんなのより 素敵な紅葉なんだって…
でも こんなにコンクリート張ってしまって 樹木植えられないでしょう？というと
いいや… この上に土を盛って植える
その方が かえって根が広がらなくていい…
この春 近所から貰ってきたイペー
全部 植木鉢に植えたものを 土に埋めていた
成程…そうすれば でかくなり過ぎず 適当に引っ越せる
私たちも 植木鉢を掘り起こして その鉢のまま 庭に埋め込んだ
先輩のイペーより どんどん葉をつけて元気
そうかぁ… カポック… もう引っこ抜けない
馬鹿なことした
地面の高さまで鋸で 切ることしかできなかった
あれから すぐにまた でかくなった
ユンボでないと抜けないかも…
いつか 次の世代に為に 厄介なカポック 抜いておかなければ…
東側の 風よけ 日よけ 目隠し 窓の外の緑 …だけど
我が家の庭には かつてアコウの木があった
ユンボで抜いてもらった 4万円かかった 大仕事
車庫には クスノキがそびえている
根切りの為に 8万円もかかった
コンクリート張りなおしたから…
南の道路側には ガジュマルもあるよ…
馬鹿だね～～ 庭に植える木ですか？！
今 幹にキクラゲが生えている
こげ茶色になったら 取って食べよう
この木はミンミンの場所だった
枝に座って 道行く よそ猫？を見張っていた
葉の間から 可愛い茶トラの顔が のぞいて可愛かったな…
そうそう…
サルスベリは トンチミの椅子だった
剪定され 裸になった幹の切り口に いつも座っていた…
