夫の転勤

去年の12月末に夫の転勤話が持ち上がった。夫は30年以上サラリーマンをしているらしいがこれが初めての転勤。定年前の御奉公？らしい…転勤族の方からみれば当たり前のこと、大したことてはないのだろうが、我が家にとっては一大事！！夫はサラリーマンだ。「行け」と言われれば「行く」のだ。
でっ、ﾜﾀｸｼはどうする？夫について行く？
仕事はどうする？ﾜﾀｸｼは今年60才。今の仕事を辞めて再就職？できるの？するの？
病院はどうする？もしもまた再発、転移したら治療はどうする？どこの病院で受ければいいの？
ﾜﾀｸｼはどうしたい？どうするべき？どうすればいいの？
この２ヶ月間ﾜﾀｸｼの気持ちは揺れに揺れた。ﾜﾀｸｼの悪いところである「考えすぎ」の癖が出た。これから生きることと死ぬことまでを考えた。考えすぎて精神が不安定になったところで、ノロウィルスにやられ、どんどんどんどん体調は悪くなり、気持ちも落ち込んだ。そんな時ドイツにいる娘からこんなラインが来た

「ミッシェルオバマの本を読んだらミッシェルのお母さんの子育ての仕方がまったくママと一緒だったわ！貧乏でも工夫する。自主性を大事にする。子供じゃなくて大人として扱う（中略）ミッシェルもシカゴの貧しい地区から人種差別に負けずに弁護士になった（中略）日本語訳の本があったらママにプレゼントしたかったけどなかったよ（中略）」
ﾜﾀｸｼはミッシェルオバマさんのお母様みたいな立派な子育てはできていないが「貧乏でも工夫する」はかなりやったなと思いだした。
「まあ、お金のことは気にせず、○○○○さん（夫）と楽しんで欲しいと思っているよ。本当に」と娘のラインは続いた。

その当時、ひとりで３人の子供を育てるﾜﾀｸｼはもちろん必死だったが、大人の都合で母子家庭で育つ娘はもっともっと必死だったと思う。
必死で育った娘が「○○○○さんと楽しんで欲しい」と言っている。

貧乏は工夫すればいい、病気はその時考えればいい、なにより今のﾜﾀｸｼには○○○○さん（夫）がいてくれる。夫について行くことにしました。夫は嫌かもしれないけど、ついて行くことに決めちゃったからね～よろしくね夫(笑)

さてさて、今週末はひと足先に行く夫の引っ越しです。今週末は雨らしいですね（汗）頑張れ夫とﾜﾀｸｼ！そして今週末の東京マラソンを走る方々！頑張れ！頑張れ！頑張れ！

↓リンクをポチお願いします　m(_ _)m
リンク先でこのブログの順位がわかります！

人気ブログランキング（マラソン）へ
にほんブログ村（乳がん）へ