昨日東京マラソンEXPOに行くついでに観た映画「ミルカ」(原題「走れ!ミルカ走れ!」)

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実在するオリンピック選手「ミルカ・シン」の数奇な人生を描いた実話です。感動で涙がドバー。隣で夫もグスン。鬱々、イライラした気分が吹っ飛んだわ~◎久しぶりにいい映画観ました。

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走る理由 妻編
14年前に離婚して女手一つで3人の子供を育ててきた。
乳がんがわかったのは48歳。末っ子の長男が20歳になって子育てのゴールが見えたとき。
幸い初期で99%完治すると言われ手術を受けるが、わずか2年後、たった1%の可能性でまさかの再発。
乳がん手術後知り合った今の夫と再婚してまだ1か月、幸せの時から絶望の時へ。
一年に及ぶ辛い抗がん剤治療。なぜ自分ばかりが不幸になるのか、

そんな混乱の中「走ることが夢だった」と夫がマラソンを始めた。
抗ガン剤の副作用に苦しむ私をマラソン大会の応援にかりだす。
温泉のある地方に行き大会後に温泉に浸かる、スイカや梨が食べられる大会にも行った。
体は辛かったが気分転換になった。

2012年 夫念願の東京マラソン初当選。
もちろん応援は私。寒い中夫を応援する。さまざまな人が走り抜けていく。そしてゴール。
待ち合わせ場所で夫を待つ。
妻を待つ老夫、赤ちゃんを抱いた若いお母さん、目立つようにと傘をさす人もいた。
なぜか感動した。
それまでの私は、夫は何のために走るのか理解できなかった。でも理解したくなった。
「走ることは苦しくないよ。足は痛くなるけど」という夫の言葉を信じ走り出した。
確かにゆっくり走れば苦しくない、確かに足は痛くなる。
今、夫が走る気持ちがわかる。

2014年 東京マラソン先行エントリー 9.1倍当選。
私にとっては初フルマラソン。夫と共に走る。
50歳過ぎても、乳がんでも、再発しても、抗がん剤やっても、走れる、幸せ。生きる、幸せ。
乳がんになったことは不運だったけれど不幸ではなかった。
幸せを感じるために走る。

今日は雨…朝からテレビにかじりついて「あっ!金さんだ!」「うんうんここキツいよね」なんて話しながら、東京マラソン観戦。
今井正人選手2:07:39でゴール。インタビューを見てウルウル。
さてさて雨もやんだことだし、重い腰をあげて、今日のメニュー70分jogをこなしますよ。金さん私頑張ってます。夫は90分LSDなので途中でバイバーイ

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70分jog 10.8km終了◎


残酷な現実に苦しむ日々は、

いつしか自分を守る鎧になる。

目の前には一本の道。

走れ、ケイコ。魂のままに。


なんちゃって(笑)


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