不安からくる 強度行動障害は 私のエネルギーを全て消耗してしまう位 激しく

数時間おきに 車中で全身で暴れる

暴れながら瞬時にこめかみを強打 眼球を圧迫 これを何とか やめさせるために
私も全力で押さえる

車の窓は 割れて 危ないから ドアを開けて 毛布を道に敷いて ひきづりおろして 道端で押さえ込む

割れる前に 外に出す

狭い車中での対応は本当に大変でした

頓服で出された 安定剤なんか間に合わない

効いてくるまでに 身体は傷だらけになりました

だけど 目を守るのが 第一優先なので 足や手は骨折しても良いと 目を守ることに 必死でした…

一番のパニックの原因は家に近付くこと

だけど あの頃は 何とか家に入れることしか 頭になく

20数えるまで 家にいようって

20以上いたら 本当に危険レベルで

家に入るたびに 服が1枚駄目になり

家に入るために 何度も救急へ行く状態

手術した医大の救急でなければ 虐待で通報されるレベルに 全身 傷だらけでした

市役所 カウンセラー 支援制度 ありとあらゆる所に助けを求めた

だけど 目を守ってもらえますか?と言ったら 誰も100%必ず守りますとは言ってくれない 当たり前だよね…

親の私でさえ 命懸けで守ってるんだから

あのときに 私を助けてくれたのは 耳の不自由な施設の職員の方でした…

手振りと筆談で 私に

お母さん まずはめぐちゃんに 安心を あげてください…

車が安心なら それでいいじゃないですか…

その一言で 私は全身の力が抜けて やっと 助けてもらえた 初めてそう思いました

車中泊 1年半過ぎた頃だったと思う

それからの めぐは 徐々に徐々に 変わってきた

24時間 車中だったのが 1時間家に 入れるように

半日入れるように そして
日中は家に入れるようにまで

パニックや 自傷も激減して

少しずつ 穏やかな時間が戻ってきました