真里亞&タクヤの部屋。

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〈真里亞〉
昨日、30人31脚っていう、
運動会の競技の練習したの。
わたし、50m11秒で、
走るの凄い苦手で、
鈍くて、トロくて…。
コケたりして、
歩幅も会わなくて、
そのたびに、
みんなが冷たい視線を
わたしに向けるの。
痛いよ…。
「誰一人、わたしの存在なんて求めていない。むしろいない方が、みんなにとって、良いコトなんだ」
って思い込んで、
心がズタズタに折れた。
ふいに涙が
止まらなくなって、
逃げ出して。
人間が怖くなった。
もう誰とも近付きたくない。
結局、
昨日は授業に出れなかった。
先生は、
「みんなでフォローするから。」
って、言うけどさ、
存在を求めていないわたしを、
フォローする人なんて
いないよ。
誰もフォローしない。
近付かないでよ。
一日が終わって、
みんなが帰った頃に
教室に行った。
ふと黒板を見ると、
みんなで並び順を考えた
跡があって、
わたしは
真ん中の方になってた。
はじに寄せられるんじゃなくて、
ちゃんと中に入れてくれたのが、
嬉しかった。
なんで?
優しくしないでよ。
どうせわたしなんか、
いなくていい存在だと、
思ってるんでしょ?
わたしは補欠で良いのに。
余計に泣けてきちゃった。