みなさんこんにちは。
東海道徒歩旅、本編の第18回です。
今回は吉田宿からです。
地図で紹介する写真の撮影場所は、URLの地図をご参照ください。
今回の行程
吉田-二川-白須賀
2022年12月24日
吉田宿〜二川宿(約8km)
歌川広重の「東海道五十三次 吉田宿」と、模型(土山宿の東海道伝馬館で撮影)
吉田宿は愛知県豊橋市に位置する宿場町ですが、旧東海道は豊橋駅から少し離れています。
吉田宿の本陣跡を発見。
ここは現在うなぎの丸よというお店になっています。
江戸時代末期、渡辺崋山という人が蛮社の獄で処罰されたことはご存知の方も多いかもしれませんが、その渡辺崋山の息子が明治初期にこの地で鰻屋をやっていました。
そのうなぎを売るために、とてもおいしいという意味で「すこぶる別品」という看板を掲げていました。
この言葉が全国に広がり、現在美しい女性を「べっぴん」と呼ぶようになったといわれています(13:55、①)。
さて、吉田宿を出発!
この場所にかつてあった門が縮小復元されています(14:08、②)。
飯村の一里塚跡(江戸から73里目)を発見しました(14:42、③)。
そうして二川宿に到着!(15:20、④)
この日はここ二川駅で終わりにしました。
2023年1月8日
二川宿〜白須賀宿(約8km)
歌川広重の「東海道五十三次 二川宿」と、模型(土山宿の東海道伝馬館で撮影)
朝、ミリカ予備校がある茨木を出発して10:15に二川駅に戻ってきました。
二川宿本陣がありました。これは江戸末期に使われていた本陣を復元修理したもので、中を見学できます(10:27、⑤)。
二川宿には商家駒屋があります。
江戸時代の商家の形式が残っており、何かのテーマパークに迷い込んだかのような気持ちになりました(10:30、⑥)。
二川宿の東見附跡のすぐ近くに、二川の一里塚跡(江戸から72里目)がありました(10:39、⑦)。
二川宿の施設については伝えきれていないことがたくさんありますが、二川宿を出発!
さて、二川宿を出発してしばらく歩くと、周りにキャベツ畑が広がります。
愛知県は、群馬県に次いでキャベツの生産量が日本二位です。
ちょうど季節も冬で、スーパーで見るような形のキャベツがたくさん生えていました(11:11、⑧)。
それから少し進むと細谷の一里塚跡(江戸から71里目)を発見しました(11:24、⑨)。
そして国道一号線を外れて少し進み、小さな川を渡ると、静岡県に入りました!愛知県脱出です!(11:31、⑩)
静岡県に入ってすぐ、白須賀宿に到着しました(11:37、⑪)。
今回、ついに静岡県に入りました。
静岡県には旧東海道の宿場が22箇所もあり、次回からしばらく静岡県編が続きます。
次回もお楽しみに〜
吉田宿の御宿場印
豊橋郵便局の風景印
二川宿の御宿場印
二川郵便局の風景印