みなさんこんにちは。

 

東海道徒歩旅、本編の第11回です。

今回は桑名宿からです。

 

地図で紹介する写真の撮影場所は、URLの地図をご参照ください。


 

今回の行程

  桑名-宮

 

2023年5月1日

桑名宿〜宮宿(約26km)

 

歌川広重の「東海道五十三次 桑名宿」と、模型(土山宿の東海道伝馬館で撮影)


 

前回の記事でも紹介した通り、桑名から宮までは海路で、昔の人々は船で移動していました。

しかし現在は船便がありません。

 

一方で、木曽三川には立派な橋がかかっているため、歩いて行くことができます。

 

木曽三川を渡ったあとの経路については、明治時代の東海道を参考にしました。

明治時代の東海道の経路については資料が少なかったですが、国立国会図書館のWebサイトを参考にしました。

 


七里の渡し跡を出発して、揖斐川に沿って歩きます。画像に見える橋が、揖斐川と長良川を渡る橋です(16:13、①)。


 

橋の長さは1.2kmほどあり、渡るのに11分かかりました。

川の上だからか、風が強く、空を飛ぶ鳥もなかなか前に進めていませんでした。


橋を渡り終えてしばらく進み、16:42にこの日の行程を終了としました。

 


2023年5月2日

 

7:39に、前日の終了地点に戻ってきました。今日は宮宿を目指します。


木曽川を渡る橋の西詰に、東海道の石柱がありました(8:00、②)。


 

木曽川の途中で、三重県から愛知県に突入!(8:07、③)


 

11分かけて木曽川の橋を渡りました。


愛知県に入ってすぐ、「ふたつやの渡し跡」を発見。明治時代はここまで船に乗り、ここから宮まで歩いていたそうです(8:14、④)。


 

明治の東海道の一部は現在小学校になっており通ることはできません(8:34、⑤)。


 

その後、特に東海道があったことを思わせるものはありませんでしたが、明治天皇がご休憩された場所の碑を発見。

現在歩いている道が正しいことを確認できました(9:20、⑥)。


 

そしてついに名古屋市に入りました。

といっても名古屋市は広く、画像の真ん中をよく見ると見えるビル群が名古屋駅のあたりです(9:57、⑦)。


 

名古屋市に入ってからは東海通という道路をひたすら進みます(10:56、⑧)。


 

そしてお昼を過ぎた頃、宮宿に到着!

こちらにも七里の渡し跡がありました(12:03、⑨)。

 

 

名古屋にはさまざまな名物がありますが、中でもひつまぶしが有名です。


東海道沿いには「あつた蓬莱軒」の本店があり、美味しそうな匂いを漂わせていました(12:08、⑩)。


 

宮宿の「宮」は熱田神宮のことです。

熱田神宮は、天皇の三種の神器の一つである草薙剣がある神社で、多くの観光客が訪れています(12:58、⑪)。


 

 

熱田神宮の境内にある「宮きしめん」で、名古屋名物のきしめん(850円)をいただきました(12:38、⑫)。


 

さて、やっと名古屋市につきました。

次回は宮宿を出発し、さらに東に進んでいきます。

お楽しみに〜

 

宮宿の御宿場印


熱田郵便局の風景印