2020/03/17

【天地明察】

この作品を数年ぶりに観た

主演岡田准一くんの作品の中で

3本の指に入るくらい好きな作品

岡田准一くんのこれからを位置付けた作品でもあると。※あの当時、わたしの中でそう感じました^ - ^

なにに

そんなに

８年前

わたしはこの作品に惹かれたのだろう

目を閉じて

8年前にタイムスリップ

あの頃

保育園に子ども達をお願いし

産後まもなく仕事復帰したものの

家事育児仕事、それはそれは目もまわるくらい

正直シンドかった

運転中、ウトウトして、気がつけば電柱が目の前にあり、ドアミラーをバキッと、

あいたたた。かなりの出費。とかあったなぁ…。

朝、3時半に起きてこっそり

大好きな准一くんを眺めたっけ

【オカダのはなし】はその後に出た著書かな？

自分も星が🌟好きだったこと

なにより

岡田准一くんがすきだったこと

宮崎あおいちゃんもすきだったなぁ

こちらの原作が本屋さんに平積み並んでいて

手にはしたものの、読んでいる時間がなさそうだったので、断念していたところ

なんと！

DVD📀発見‼︎

‼️‼️きゃー❣️

岡田くんに逢える！！！

それも

天を相手に戦いを挑むのね

わたしのように

しくしくえーん卑下してる場合ではなくて。

壮大な天だよ！！

うんうん

うんうん

彼は

自分の算術と学問と持てる全ての智慧と協力を注ぎ、幾度かの失敗と挫折に遭いながらも

えんという生涯の伴侶をえて

800年の歴史を塗り替える

改暦という偉業を成し遂げる

壮大な物語

わたしは

なにをやっているのだろう？

毎日毎日

必死に子どもたち保育園送り

仕事して

家族の会話？！

「遅い、なにやってるのや？（仕事してるでしょ？心の声）

子供泣かせるな（TVチャンネル争いやってるからでしょ？）

さっさと寝かせろ（いい加減にしろー💢😡）」

そんな毎日に疲れ、

今の現実をなんとか変えたくて。

必死になって自分を支えてましたね。

田舎ということもあり

嫁は

①子どもを産むもの※特に跡取り

②お金を運ぶもの

③世話（介護）するもの

というわけわからん風習がありました。

わたし自身も自分のことをモノだと思ってました。悲しいことに、自分が自分を一番見縊っていたのです。だから、そういう現実ばかりがやってきたのだと思います。それも自分が引き寄せていた。😱😨ガーンですね。

一生懸命やればやるほど空回りで

正直、もうどうでもよくなって

自分を支えることと、子どもたちをなんとか育てなくてはと、もうそれだけでいっぱい、いっぱいになりました。

田舎の風習なんてく⚪︎くらえデス！

と、今だからこそ言えるのですが

あの頃はとんでもない、主人のご両親が子どもたちと同じくらい大事で、自分がどこにもありませんでした。

自分の親にすら贈ってないのに

金婚式のお祝いと称して北海道旅行をプレゼントしたり…。。

バカも休み休みというところです。

自分の身を削ってまで、

ではないはずですよね。ホントなら。

自分のできる範囲で、無理をせず、

自己犠牲も甚だしい。

挙句に、船の乗り心地が悪かっただの

言われたら、もう目も当てられなくて

イカリセンバン🦑💢

無意識の中に

わたしにはあったのだと思います。

見返りを期待してるからこそ腹が立つ

無理してやるからこそ、憤りが湧く

いい嫁になんか、なれませんでした。

まして、おべっかとか、ゴマすりとか、

絶対に使えないわたし、プライドは高かったなぁ…。きっと。もう少し可愛げのある嫁だったら。

今更言っても仕方ないけど。

そこで、

あぁ、こういうところへお嫁にきたんだ。

以上…まる。

と思えれば

きっと、生きやすかったろうし、カラダも壊すこともなかったのでしょう。

だからこそ、周りのことなど気にせず

寝食も忘れ、不器用ながらも天命とも言えるお役目に没頭した安井算哲こと、岡田准一くんが演じる彼に惹かれたのでしょう。

そして、その彼を支える、宮崎あおいちゃん演じるえん、彼女に惹かれました。

こんな夫婦になれたらどんなにしあわせだろう

安井算哲彼を支えたえんという伴侶に、

わたしは芯の強さとしなやかさを感じてました。

あれから

８年の月日が経ちました。

同じ作品なのに

初めて観るような発見とドキドキと

『お願いがあります。

わたしより先に死なないでください。』

そう

この夫婦は語るのです。

お互いにです。

いま

自分の胸に手をあてて

問うています。

同じ言葉を

主人にわたしは言えるでしょうか？

感謝や怒り

感情は感じるモノではなく

肚の底から湧いてくるモノだとここ数年で気づきました。

自分とつながるという感覚もようやくわかりました。

『天地明察』

すなわち

『夫婦明察』

もっというならば

【自身明察】

自分自身とつながり

その答えを

わたしが彼方の世界へ逝くときまでに

出しとうございます。

せめて

いまを

後悔することなく

いまこの瞬間を無駄にすることなく

生ききることを

全うします。

では

本日彼岸の入り

このお彼岸中に

お墓参りに足を運び

つないでいただいたこのいのち

次へ確実に届けられるよう

お役目を果たすこと

父とご先祖様方へ手を合わせてきます🌸

明察！

この世に生を受けたこと

まずは

母に

ありがとうを伝えたいです。

お母さん

いっぱいいつまでも

長生きしてくださいね

父の分まで

お母さん

ありがとう

生んでくださり

本当にありがとうございます🌸