「作品」としての全体像と「住める」感が浮き立ってきています。
塗ってくれた入り口の重い扉を後ろ手で閉めると、室内は完全に密閉され、
外光は一筋も入らなくなります。
騒音もぴたりと消え、無音の世界が広がります。
連想されるのは、イタリアの小さな修道院でしょうか。
荘厳な空間に抱かれて、胸に熱いものがこみ上げてきました。
中央部の周銀は円筒形で、本棚に囲まれています。
まだ本が入っていないので区画ごとの個性はありませんが、
棚板の内側は一枚一枚円弧のようにカットされ、中央に立ち回転してみると、
綺麗に円を描いています。