ブログという形を選んだのは、一方的な発信が許されるから


元々はTwitterでふと考えた事や感じた事を書いていた


アカウントのフォロワーは学生時代から仲の良い友人3人の他に趣味、いわゆる推し活で繋がった50人くらい


50人中20人くらいは、イベント等で実際に会ったことのある人


あとは会った事は無いけれど、界隈の人々


私の趣味は当時はかなりマイナーで身の回りに話の合う子も居なかったから、推し活の輪が広がって共通の話題で共感し合えたりした時には本当に嬉しかった


それも最近では趣味も少し世間に認知されて、輪がどんどん広がりその中で意見が分かれたりと、なんだか以前のように能天気に楽しめなくなってしまった


趣味の話題以外でも、TLにはフォロー相手の近況や思想なんかが大雨みたいに注ぎ込まれている


トレンドワードでなんとなく気になったワードをクリックしてみれば、インプレゾンビと呼ばれるアカウントのツイートばかりが表示されてげんなりする


ふと以前は自由気ままに気持ちを吐き出していたTwitterも、もしかしたら私のちょっとした呟きが誰がを苛立たせてしまうのでは無いかと考えるようになった


イーロンマスクが今後のインプレゾンビ対策についてツイートしていたが、そもそも私はイーロンマスクをフォローしていないのに何でTLに表示されているんだと考えるより早く、私は15年近く使用していたTwitterアカウントを削除した


煩わしかった外部の刺激を断ち切れたのも束の間


私の中に渦巻くランダムな気持ちや思想の捌け口を失った


そこで、ブログを始めることにした


初めは未公開の日記アプリにすることを考えたが、誰にも見られないのではやはり味気ない


別に大層な物を書けるわけでもないけれど、


もしかしたらどこかの誰かが読むかも知れないという意識で、私の拙い文章の質も少しはましになるかもしれない