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結果

FD詳細結果

プロトコル

 

きだもり、なんと表彰台です!ばんざ~い。

 

 

 

1 Katerina MRAZKOVA / Daniel MRAZEK CZE 17 105.43 (57.19 48.24)

 

 

 

 

FD:Surrounded (from "The Man in the Iron Mask") by Nick Glennie-Smith
Heart of A King (from "The Man in the Iron Mask") by Nick Glennie-Smith

 

印章的なはじまりでした。ここ、すてきじゃないですか。地元開催の大会だから力をいれて練習してきたのでしょうけど、それにしても。シニアの雰囲気をもっているように思います。いっそ欧州選手権にでたら、なんて早思ってしまう。ワンフットですべるのをみて、これこそアイスダンスの醍醐味よね、とわくわくせずにはいられない。といってもこれでレベル3ですから、レベル4を当たり前のようにとってくるシニアの上位陣みたら、今年は胸がいっぱいになってはしゃぎまわるんでしょう。今から覚悟しておこう。前回優勝した韓国のHannah LIM / Ye QUANもすばらしかったのですけど、この組はもう一つ上ですね。ただ一組、三桁の点数をとりました。

 

 

2 Phebe BEKKER / James HERNANDEZ GBR 16 94.36 (51.24 44.12 -1.00)

 

Spring 1 (Vivaldi - The Four Seasons) recomposed by Max Richter, Daniel Hope, Konzerthaus Kammerorchester Berlin & Andre de Ridder
Summer 1, Summer 2 (Vivaldi - The Four Seasons) recomposed by Max Richter, Daniel Hope, Konzerthaus Kammerorchester Berlin & Andre de Ridder
Autumn 3, (Vivaldi - The Four Seasons) recomposed by Max Richter, Daniel Hope, Konzerthaus Kammerorchester Berlin & Andre de Ridder
Winter 1, (Vivaldi - The Four Seasons) recomposed by Max Richter, Daniel Hope, Konzerthaus Kammerorchester Berlin & Andre de Ridder

イギリスのアイスダンスは、トービル/ディーンという伝説のペアを生み出した後、長い低迷にはいり、やっと数年前にフィアギブが登場して光明がさしこんできました。フィアギブに続く注目ペアになれるか、というのがここです。ステーショナリーとローリングリフトはなかなかはなやかで、おお、とみていたのですが、時間が長すぎたということで、-1の減点になっています。もったいない。スピード感は1位にくらべておとります。ワンフットは女性が甘いかな。とはいえ、二戦目はもっと完成度をあげてきそう。大きくPBをのばしました

 

3 Anna SIMOVA / Kirill AKSENOV SVK 14 89.45 (49.95 40.50 -1.00)

 

 

Music by John Miles

 

ちがう方向をむいていたのが目があってから動き出すんですけど、この最初が実にさりげですてきだなあと。その出だしにふさわしい柔らかいすべりだしでした。ツイズルではさすがに動きがはいるのですが、終始、力まかせでない、なんだかほほえましいような雰囲気ですべったのはよかったなあと。リフトでもふりまわすというかんじでないです。長すぎるということでげんてんいはなってますが、雰囲気は実によかったなと。問題はステップです。あ、やっぱりワンフットもダイアゴナルもレベルとれてなくて、男子のほうが弱いですか。

 

4 Jenna HAUER / Benjamin STARR USA 13 89.24 (48.84 40.40)

 

Pina (soundtrack) by Thom Hanreich  
My One and Only Love (from "Pina" soundtrack) by Thom Hanreich, Sebi Padotzke
Tied Down (from "Pina" soundtrack) by Thom Hanreich

 

Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち のサウンドトラックです。

 

 



もう曲からコンテの振付やるだろうと想像がつきます。とはいえ、ピナ・バウシュはまともにみたことがないのでこういうものかあ、みたいにみてしまいました。物語要素もありそうにみえるけど、ピナの振付にあるものなのか、独自でつくったのかどちらなんでしょ。3位のリフトとくらべると、けっこう大胆なリフトやってます。でもなかなかリフトはいいかな。ワンフットとかダイアゴナルとかがものたらないでしょうか。どこかかみあってないかんじ。それを狙っている訳ではないと思いますが。滑り込むとかわってくるのかもしれません。

 

5 Nao KIDA / Masaya MORITA JPN 15 88.61 (47.35 41.26)

 

 

 

Red Notice by Steve Jablonsky
Who Can You Trust by Theodore Shapiro, Craig Wedren, Ivy Levon
Rogue by Ryan Shore, Peter Gunn


3位から5位までは1点もない僅差でした。今年のJWCでは12位でした。ちなみにそのときの演技がこちら。

 

52.02  (29.16   22.86)

80.92 (44.92  36.00)

RD プロトコル

FD プロトコル

 

明らかに伸びてます。ジュニアの成長ぶりってすごいですね。


ここ、やっぱりリズムのるのが上手です。アイスダンスだから当たり前といえばそれまでですが。ツイズルは距離の保ち方どうだろと思いましたが、たぶん、振付の意図通りですよね。RDでもちょっと力業っぽいところあったけど。ワンフットは前半よくみえたけど、半ばからちょっと失速気味ととられたかなあ。基礎を積み上げてきたすべりにみえるので、今度、期待できると思います。なにせ女子が14歳ですから、アイスダンス基準でいくと、今の時点で多少あらがあるのはしかたないはず。ストレートラインリフトはよくがんばったかな。身長差7cmのカップルなのでどうも心配してしまいます。身長差10cm以下だとなんらかの工夫しないとリフトは難しいように思えます。ここの場合、きちんとあぶなげなくあげて、あとはふたつほど短時間でポーズとっただけで短めにすませて無理はしてないです。ダンススピンは改善の余地ありますね。

力業でみせるのでなくて、スケーティングで勝負していくタイプになるんだろうなあと、今からにこにこしています。次戦は9月28日からの第5戦ポーランド大会グダニスクです。