1 Oona BROWN / Gage BROWN USA 14 94.46 (50.62 43.84)
ここ、運動量多くて、情報量多いところなんですよね。たとえば出だしからなにかあるような気がしてしまう。ただ、穴もその分みられます。あ、失敗したなってのがよくわかる。でも不公平な比較なんですよ。だって、ジュニアでなくて、シニアのトップレベルと勝手に頭がくらべてるのがわかる(爆)たとえばツイズル、いまいちあってないじゃないですか。ワンフットで失敗したなあととか。たぶん、リフトも失敗したとみられるところあったし。その、いろいろと。この大会どうしだけで比べるのじゃなくて、シニアのしかもトップレベルとくらべているわけですから、われながら、きわめて不公平です。そうしてしまうところがあるということかもしれませんが。
でもプロトコルみるとレベル4とってるものもありますね。アグレッシブ、とテッドさんもいってましたが、GOEマイナスになるだろう、という要素はないんですよね。そう、ものすごくのびたけど、前から目をつけていた自分ってえらいなんて思う反面(爆)、まだまだやっぱりジュニアの荒削り要素は否定できないというかんじです。でもエネルギーあって、いろいろやるぞ、という意欲は満々なので、少しずつのびてくるはずです。さて、二戦目はどうなるでしょう。
2 Isabella FLORES / Dimitry TSAREVSKI USA 15 92.51 (49.01 43.50)
身長差ここあります。153 cmと180cm。リフトには有利ですけど、アイスダンスでここまでになると、チョクベイみたいに女子がそうとうじゃないとむずかしくなるんじゃないでしょうか。滑りで足をひっぱってしまうというか。でもなかなかのすべりかな。RDよりよいのでは。チョクさんの魅力はマネできませんけど(あの強烈さ、すごいですよね)、しっかりついていってて、二人で世界つくれています。
シングル、アイスダンスともに二戦ともアメリカ勢強いですが、一戦目のマニリンはともかくとして、ロシア勢や日本勢がはいったらシングルはだいぶん状勢かわるはずです。だけどアイスダンスはアメリカ強いんでしょう。そういう組がとても多い。コレオで面白い動きしてました。アイスダンスの振付家のクリエイティビティってつきないんですか(笑)マイケルの曲がジュニアでは今年おおいですね。本人のボーカルじゃないものあるけど、これはEarth Songをたっぷりきかせてくれました。
3 Solene MAZINGUE / Marko Jevgeni GAIDAJENKO EST 11 84.00 (45.98 38.0)
ここ、18歳と19歳というカップルのせいか、でてきたときから雰囲気ありますね。おおお、ローテーションリフトでかわったことやってる。男子の身体ができてリフト技術が安定してこないと無理よね、これ。おろすときもあらっぽくなくて。もちろんリフトは女子のポジショニング悪いと重さがちがってくるといわれてますので、女子の技術もしっかりしているということでしょう。ダイアゴナルとか、いかにもあやしいという要素はありましたけど、全体としてなめらかですてきな演技でした。最期までムードをたもって世界を作ったのがなんともいえません。ジュニアみてるとわかるけど、ワンフットでレベルとるのほんとむずかしい。案外ツイズルはレベルとってくれてるなあと思ってみました。シニアはツイズルはもうちょっとシビアな気がします。スピードがちがうしね。