結果ページ
これも逆転が大いにありえますが、とりあえず3位まで。
女子SP
詳細結果
プロトコル
1 Isabeau LEVITO USA 19 71.25 41.08 30.17
はじめてみる選手のはずです。瀕死の白鳥です。なるほどという美しい衣装。あー、いかにもバレエやったというかんじの動きしてます。女子はとくです。ポージングが美しくとれますし、身体が柔軟なことが多い。実際この選手もすばらしい柔軟性をみせてます。細やかなところまで気持ちの行き届いたていねいさ。エッジワークもとてもきれい。この独特の軽さはいかにも白鳥にふさわしい。瀕死、というかんじではなかったですが、とても美しい。もともとこの曲、「瀕死」なんてついてませんしね。フォーキンがパブロワに振り付けたときに「瀕死」という概念をもちこんだのじゃないかしら。白鳥の歌というのはなくなる直前い最高の作品をのこすことをさす言葉ですので、そこからの連想かもしれません。ジャンプがやや不安定かな。だけどうまく降りたときはフリーレッグを高くけりあげます。まるでロシア女子をみているような気分に一瞬なりました。ステップシーケンスもレベル4とってます。
Choreographer: Yulia Kuznetsova となっているので、振付はロシア系でしょう。イザボーという名はフランス系のような気がしますが。
2 Chaeyeon KIM KOR 20 66.90 38.82 28.08 0.00
韓国女子の進出、すごいですよね。次から次へとでてきます。あとはシニアでキムヨナ並になる選手がでるだけでしょうか。
145 cmと小さな選手です。たぶん前にみたことないはず。ジャンプはまっすぐ軸があるかんじ。スピンも軸がしっかりしていて、パンケーキでも、ビールマンでもゆるがない。スピンが上手な選手かと。身体を大きく使おうという意識はあります。トランジションの意識もある。それがまだ十分に効果をあげていないような気がしないでもないですが。ステップはエッジがとってもらえなかったでしょうか。しっかりはいっているといえないところがあったでしょうか。ジュニアはとってもらいにくいし。レベルは落としてもいいできだとは思います。そう、技術的にはしっかりしてます。もう少し曲表現ができたらもっといいのだけど。
3 Kaiya RUITER CAN 14 63.17 35.43 27.74
二週連続の登場です。先週のシリバーメダリスト、というテッドさんの紹介にのって登場。あー、やっぱりカナダのスケートだ。このさりげにすらっとのびるかんじがそうです。そしてちょっとスポーティーな味わいがちらちら。健康的といいますか。アイスホッケーのエッジのつかいかたを参考にでもしてるのかしら。ただし、まだ完成してないです。もっとのびるようになるし、うまい人になると、パトリックみたいにえげつないようなエッジにまで発展することまであるすべりかたです。完成するまであと数年かかるはず。だけど、やはり明るい華があります。なんだかにっこりしたくなりません?(笑)1位の選手みたいに完璧じゃないのです。2位の選手のようにクリーンでもない。ルッツのエッジはどうも苦手そうなので、3Lzがフラットになるのはしかたないですが、ちょっとセカンドの回転が足らなかったでしょうか。転倒にならずにもちこたえたものの着氷が不安定でマイナスついてしまいました。それでも先週の得点をうわまわりました。あとはコンボだけですね。あれがなかったら2位にいけたのじゃないかと。先週に続き、逆転劇をまちましょうか。このままでもたぶん大丈夫でしょうけど。ファイナルでみたいです。