哉中大ペアとでもよばれるようになるのでしょうか、小柄な村元/高橋組のモデルの一つになると思われるギニャファブの今年の演技を紹介しておきます。哉中ちゃんのほうが1cm高いのですが、ほぼ同じ体格といっていい組なんです。去年はラ・ラ・ランドをFDでおどってくれました。酸いも甘いもあるすてきな作品にしあがっていました。

 

SD プロトコル  http://www.fisg.it/upload/result/5020/CSITA2019_Dance_RD_Scores.pdf
FD プロトコル http://www.fisg.it/upload/result/5020/CSITA2019_Dance_FD_Scores.pdf

もちろんまだしあがっていません。ですが、SDでストレートラインをレベル4でしっかりとGOEをとり、FDではステーショナリー、ローテーション、カーブリフトとすべてレベル4とっていますし、GOEもとっているのです。つまり、やりようによっては小柄でもリフトで評価がえられる、ということなんです。

ただし、ここ、レベル高いです。

 

なにせカペラノがいましたので、長年、イタリアの二番手でベスト10にいくかいかないか、というかんじでいたのですが、今や、ベスト10にはいって当然のような組になっています。つまり、オリンピックイヤーの哉中クリより上だった、と思っていいです。

ド派手なアスリート系リフトではないですが、レベルもしっかりとってますでしょ?なによりすばらしいのがすべりです。エッジがしっかりしてます。ゆれない、ぶれない。スピンも上手ですよ。しかも工夫をいっぱいしてます。今のアイスダンスの創意工夫はいったいなんだ、というレベルなんですけどね。自分たちにあうものをいろいろ試していっているかんじです。その結果、次々と新しいものがでてきています。

 

表現的にはイタリアだなあと。世界をしっかりわかりやすくだしてくれます。オペラの伝統がこういうところにきくのかなあ???

この組、だいたいベスト6~10ぐらいの実力のところです。昨年度はWCでは8位、グランプリファイナルでは大健闘で3位でした。

 

まだバイオが更新されていないので、曲名がわからないのです。アイスダンスにこれまであまり興味がなかった方も、新ペアはこれぐらいに見えるのかな、というかんじでみていただけたらいいのじゃないでしょうか。

 

 

 

 

Twitter情報によると、

曲 スペース・オディティ」+「ライフ オン マーズ