1 Andrei MOZALEV アンドレイ・モザリョフ RUS 78.42 1
2 Sihyeong LEE イ・シヒョン KOR 77.30 2
3 Joseph PHAN ジョセフ・ファン CAN 74.09 3
4 Daniil SAMSONOV ダニイル・サムソノフ RUS 72.28 4
5 Aleksandr SELEVKO アレクサンドル・セレフコ EST 69.19 5
6 Andrew TORGASHEV アンドリュー・トルガシェフ USA 65.07 6
11 Kao MIURA 三浦佳生 JPN 59.94 11
SP詳細
http://www.isuresults.com/results/season1920/jgplat2019/SEG003.htm
SPプロトコル
http://www.isuresults.com/results/season1920/jgplat2019/FSKMSINGLES-JUNIOR----QUAL000100--_JudgesDetailsperSkater.pdf
ジャッジ
Referee Mr. Jeroen PRINS
Technical Controller Ms. Magdalena RUSIECKA
Technical Specialist Ms. Monika WAGNER-KUTINOVA
Assistant Technical Specialist Ms. Denise WILLIAMSON
Judge No.1 Ms. Lisa DAVIDSON GBR
Judge No.2 Ms. Yana VANKOVA BUL
Judge No.3 Ms. Ece ESEN TUR
Judge No.4 Mr. Konstantin KUCHIN RUS
Judge No.5 Ms. Jung Yoon CHOI KOR
Judge No.6 Ms. Tomie FUKUDOME JPN
Judge No.7 Ms. Stefanie SCHMID MATHEWSON USA
Judge No.8 Ms. Asa NORDBACK SWE
Judge No.9 Mr. Yuriy GUSKOV KAZ
仕事がつまってしまったので逃避してしまいました。なにやってるのでしょう...
1 Andrei MOZALEV アンドレイ・モザリョフ RUS 78.42 (43.05 35.37)
3Lo 3A 3Lz-3T
やっぱり地力ありますね。去年は1試合目はよくて2試合目にくずれてしまったから、今年もか?なんて気も少ししますが。
テストスケートでは特別いいと思わなくて、さらには今年の割り当てが運があるとはいえません。同じロシア選手の中でももしや、があるのじゃないかと思えるサムソノフ、そしてロシアのエースといっていいグメンニクとあたるという厳しい状況。
なんか大きくなったような気がします。171 cmで2003年生まれの16だからまだ伸びるのでしょう。でもまだごつい、というほどではない。イーグルからの3Aすてきだ。コンボは満点とはいえませんし、スピンとかみておくとあんまり体やわらかくないのか?将来、もっと苦労しそうね、なんて思わないでもないですが、オフバランス、体を大きく動かす演技はやはり評価がくると思います。反面、よくわからないのが曲と全体の構想で、たぶん歌詞と連動しているのでしょう。たぶん。ここらへんの説得力がもっとでるとiNあたりでももう一つあがってくるのでは。
2 Sihyeong LEE イ・シヒョン KOR 77.30 (42.27 35.03)
3A 3Lo(タケノコ) 3Lz!(タケノコ)+3T(タケノコ)
えええっと、185もあります。韓国男子って大きくなるのかしら。なのにやわらかい、というジュンファンと相通じるところところあるような。スピンがちょっと遅いし、ステップでもスピードがそれほどないように見えますが、ルッツで!がついただけでとどめたクリーンなプロでした。それにしても4本飛んだジャンプのうち、3本がタケノコです。きれいだからいいけどね。たしか昨年まで4回転なかったはずです。で、これだけの身長で跳べるようになったのでしょうか???FSでチェックしたいところ。
3 Joseph PHAN ジョセフ・ファン CAN 74.09(38.43 35.66)
3A(SO) 3Lz(タケノコ)+3t 3Lo
今年はデイヴィッド・ウィルソンとジェフリー・バトルが振付師です。SP、どっちだろ。そちらにもみえる...3Aがフリーレッグがはやくついたかんじで、ステップアウトしてしまったし、最後のスピンでちょっとトラベリングしてますけど、久々にまとまった演技みたかも。故障していたこともあって状態どうかあやうんでいたのですが、だいぶんもどしてきたのでしょう。
なかなか面白いプロです。リズムちゃんとのり、アクセントはきっちりつかみます。体を大きくつかうオフバランスもなかなか巧み。まだ滑り込みは十分でなさそうには見えます。ステップのところとか、スピンとか。十分に形にはなってますが、こんなものじゃないプロにみえます。で、もっといいの滑る地力はあるはず。モザリョフのプロが曲想とかふりつの意図がなんなのだろ、ともやっとしているうちに思ってるうちに終わってしまったのに対して、こちらのほうがあざやかな輪郭はあるような気がしました。単なる好みの問題かもしれないけど。
いつのまにか180になっているので、去年の不調は身長がのびたせいがあったのかもしれません。この選手4Tあるのです。コンボは4T+2Tでしたし、わりと最近まで故障していたこと考えると、セカンドは2Tのままじゃないかしら。いずれは3Tにしたいはずだけど。練習では4Lzもとんでます。4Loもハーネス付きで練習していましたがたぶんどちらもきますまい。まとめてきました。
FSどうなんでしょ。四回転跳べる状況なのかしら。もし4T跳んで、ミスを少なめに留めたら、2位は抜くと思いますけど。あと、音楽的解釈は個人的にはモザリョフよりも面白かったです。
4 Daniil SAMSONOV ダニイル・サムソノフ RUS 72.28 (37.64 35.64)
3A so 3Lo 3Lz3T(転倒)
140cmです。あ、子供がでてきた、というかんじでしょ。すべりも子供の滑りですよね。体重が軽くて。でもロシアの滑りがカナダのように膝の成長がないといまいち、ということがないというのがあるとしても、この曲、この年齢不明な表現。エテリにいわれるとおりにやっているとしてもなかなかの完成度ではないですか。エテリ組表現ができる男子がやっと登場しました。スピンあたりはいかにもエテリ組。あそこは最上級のスピンやってきます。キャメルなんて実にいい。4Lz簡単発言があった選手ですが、今日は3Aとコンボにミスがでました。ファーストからくずれて無理矢理セカンドにもっていって転倒してしまいましたか。1~3年したらジュニアではかなり強い選手になると思うのですが、表現のみならず跳び方もエテリ組らしい回転速度をあげるのに主眼をおくタイプですので、シニアになったころあたりにまた跳び方を変えないと跳べないかも、なんて思いながら見ましたが。テストスケートの通りであれば、フリーで4Lzとんでくるはず。ただ成功するかどうかはよくわかりません。着氷したとして、かなりのプレロを伴うもののはずです。
5 Aleksandr SELEVKO アレクサンドル・セレフコ EST 69.19 (36.69 32.50)
3Lo shaky 3A 3Lz3T
クロスが多いですが、すーっとのびるスケーティング。そのかわりジャンプミスもあります。ステップの煽り方などはなかなか。滑りの能力はきちんとしているのかもしれません。ジャンプのところでは跳ぶのを優先しているのか、という気がしないえも。スピンも速くなったような気がするし。3Aはなかなかよかったですが、3Loとコンボは苦労しましたね。転倒しなかったのはえらい。なかなかユニークな色をだせる選手かもしれません。
6 Andrew TORGASHEV アンドリュー・トルガシェフ USA 65.07 (31.74 34.33)
3A SO 3Lz!+3T SO 3Lo転倒
え、全米のときよりもごつくなってますね。これはジャンプとべるのか?という不吉な予感はあたり...すべてのジャンプにミスがでました。
でも、この選手、すべりがすきなのです。柔らかい音だと音がこぼえれてくるみたいな気がするのです。で、強い音にふさわしいスケーティングもできるのです。スピンもきれいでしょ?アメリカに必ずでてくる音楽表現は面白いのに、ジャンプは?がつくタイプなのですが、この選手の場合、音楽の幅が広いのです。長大な3A前の滑走をどうにかしてくれないかと期待していたのですが、体が大きくなってこれまで以上にジャンプに苦戦しているかんじです。この試合苦戦しそう。PCSに7点台は一つしかありませんが、全ジャンプがうまくいかないと下げるジャッジがでてくるのは仕方ありますまい。流れがおかしくなりますし。ただジャンプとSSの相関関係ってのはもう少し考えてほしいもの。ジャンプミスがあった、即、SSを引き下げるというやりかたって、4回転ジャンプを数多くとんだ、即、SSを引き上げると表裏一体ですのでね。