公式ライスト、みることができます!岡部さんからアナウンスがありました。
https://twitter.com/QzrWQ5xVuMyTrCA/status/1164455793237737472
うううう、公式のYouTubeにどうもジオブロックがかかるようです。コメント欄で教えていただいて、確認してしまいました
ライストだけの問題で動画は見られると思いますが...Operaの串刺し機能程度でライストも見られるといいのだけど。放送するのは9月30日なんて先なんです。忘れてそう。ブロックするなら、こんな先などに放送せず、せいぜい1日か2日後にやれというの!ライストする人なんてたいした数じゃないのに、何考えているのでしょう。だいたい、こんなあとで放送するなんて、自分達で視聴率をさげる方向に動いているんじゃないですか。放送予定日をおそくしたほうが放送権が安くなるというしくみでもあるのかな。
ついでにいうと、ライストする人は、よほど画像がひどくないかぎり、テレビもみますよ。解説はなくてもいいです。だって織田君とカップル競技の河合さんならまだしも、テッドさんよりまともな解説者をテレ朝はまず用意できないでしょうから。いや、本田さんは許しましょう。あと、ジュニアに対して親身で自分の見解をちゃんといってくれる佳菜子ちゃんもOK。カップル競技であと一人まともな人がいたような記憶がありますが、今ちょっとうかびません。フジとテレ朝ごっちゃにしてますが、許してください。解説はかえって邪魔になると思うと会場音だけでみてますもん。さっさとまともな解説者をリクルートしてほしいです。この競技、きれいね、すてきね、でみるならまだしも、理解するのはむずかしいんですから。それを解説でよけい混乱させてどうするのでしょう。
https://www.tv-asahi.co.jp/ch/sphone/sports/0391/
ぐちはこのあたりにするとして、本題にいきます。
男子はうまくいけば一人か二人、表彰台にあがったりファイナルにいくのじゃないのか、とみています。
一応、数字の根拠はあるのです。
今、割り当てられている男子3人は全員、先日の関東サマートロフィーに出場しています。国内のスコアですが、1、2位のスコアと、昨年のJGPFとJWCのトップ3のスコアとくらべて遜色がないのです。
先日の関東サマートロフィーの成績は次の通りです。
1位 鍵山優真 230.41(SP73.64、FS156.77)
2位 佐藤駿 222.10 (72.49 149.61)
3位 三浦佳生 152.30 (53.27 99.03)
3位の佳生君はミスが多かったらしいのでえらく差がでてしまいました。ここが底とおもいたいところ。200近くまでせまってほしいものです。3戦、いえ、これまでわりあてのあった4戦中、一番きびしいところに派遣されてしまうので、表彰台はきわめてむずかしいと思います。こんな予想くつがえしてくれていいのですが、万一あたってしまっても、そのときはそのときです。来年の糧にすればいい。来年、表彰台にたてば、中学の国際成績は仲良しライバルを抜くのです。まずはPBほしいところ。
だから、鍵山君と駿君の点だけ下とくらべてみてください。
昨年のJGPFのトップスリーのスコア
JGPF
1位 スティーブン・ゴゴレフ 233,58 (78,82, 154,76)
2位 ピョートル・グメンニク 218.75(76.16, 142.59)
3位 島田高志郎 214.38(73.97, 140.41)
JWCは、
1位 樋渡知樹 230.32 (81.50 148.82)
2位 ロマン・サヴォシン 229.28 (78.33 150.95)
3位 ダニエル・グラスル 224.67 (81.19 143.48)
つい期待したくなるわけはわかってもらえるでしょうか。今年は相対的に男子の優勝スコアは高めになるとみていますけど。
サマートロフィーがめちゃくちゃ甘かったとして、鍵山君はミスもでて10点マイナスにしても表彰台はいけるはず、なんて思ってしまうのです。あと、故障で不調だった全日本ジュニアのとき以外はなかなか安定しています。昨年はJGPSで202.02なんていきなりだしました。ジャンプ構成をかんがえると、今年のほうがいいはずです。4T安定しているみたいですし、最後にみたときは3Aがはじめてみたときより安定しているようにみえました。基礎がきっちりしたスケーティング能力があるのが大きいのでしょう。スピンもなかなかいいし、踊れます。あとずっといってますが、あの膝です。あれはシニア譲りの偉大な財産ともいえるものです。
よって、大きくぶれない演技してくれるのじゃないか、サマートロフィーぐらいやってくれないか、何て思っちゃうのです。JWCは全日本の成績通りに派遣すればよかったのじゃないか、そしたら今季のJGPSの男子、もう少し枠がとれたのじゃないの、とも、つい思ってしまう...昨年、日本ジュニアの中で抜けた存在だった高志郞君が全日本ジュニアFSとJWCでよくなかったのが根本的な問題なんですけど...
第1戦は各国のエース級がくることが多いのですが、今年の男子はなぜか第1戦に強烈な選手がいません。ゴゴレフvsグメンニクの実力者がいる第2戦、表彰台にのぼっておかしくない選手が5人もいる第3戦、ロシアは2大エースで他国を無慈悲にくだそうとしているとしか思えない(とはいえフランスは自国エースを送ってきますが)第4戦にくらべると楽に思えます。この際、表彰台どころか、一番てっぺんをめざしてほしいです。二試合目のほうがきびしくなる可能性は高いですし、ちょっとでも優位にたってほしいです。
2戦目の駿君。フリーで1コケやってこの点です。悪くないでしょ?転倒デダクションとGOEマイナスがついたこと、まともにとべたらおそらくプラスがつく質とぶんじゃないかと予想できることをかんがえると、228以上とる可能性もあるんじゃなかろうか、という気がします。
なにせ冒険心に富みすぎる選手。3コケくらい覚悟しておこう、と思う反面、サマートロフィーのSPでPCSが鍵山君ぬいたのをみて、もしかしてPCSがのびてきているのか!?というのもあるのです。もともとこのSSでこんなこってりしたTRやろうとするか、という選手でした。無茶やりなのはジャンプだけではありません。昨年の全日本は一転しました。4回転をきめるため、すがすがしいほどSSはおろそかになってました。テレビの前で大笑いした記憶があります。君、ここまでやるの、って。
でも、過去の演技を考えると、ジャンプだけではだめ、スケーティングもやらないといけない、というのは基本思想としてもっているのだと思われます。あこがれの選手はオリンピック二連覇した同郷の先輩ですから当然かもしれません。
もっともぜんぜんタイプはちがいます。あのエアリーさと中性的な味わいはありません。もうすこし男っぽく、がつんとした筋肉をかんじさせるタイプになると予想しています。そう、本田さんのタイプでしょう。残念ながら、本田さんはもてる資質を100%だせた、というかんじではありませんでした。駿君は上をいく可能性があると思います。メンタルがそうじゃないかと。
あこがれの選手とおなじく、高い目標をかかげ、それにむかってまっしぐら、王道をめざすアスリート(それもかなりの無茶やりの..)、という同じメンタルの特徴をもってるんじゃないかしら。よって暴れ馬二号と勝手によんでおります(笑)偉大なGOATを昔は暴れ馬君とよんでたのです。だってねえ...駿君がWCのエキシでなんでもないところでころんだのを受けて、この選手に将来性はない、なんてコメントみましたが、そんなこといえるのは羽生君の中学、高校時代を見たことがないか完全にわすれてるかどちらかです。あの伝説のニースだって、変なところで転んでます。今じゃ、あの転倒があるからこそ伝説が生まれたような気すらなってますけど。
1コケぐらいなら表彰台あがるんじゃないかしら。.もちろんもっといいシナリオはかけます。
ゴゴレフ君も昨年のJGPS二戦目とか、JWCとかの失敗ありますし、グメンニクは背がのびたせいか、テストスケートは必ずしもいいものではありませんでした。悪いなりにまとめてましたけど、あれならGOEはとれますまい。前半は苦労するのか?という気がしないでも...
となるともしかして、この二大実力者の間にわってはいり、うわまわることがあるかもしれません。
逆に、心配があたって表彰台からすべりおちる可能性も大いにあるわけです。どちらになるかは演技が終わるまでわかりますまい。うううむ、やっぱり3コケの覚悟をしておいて、2コケか1コケなら喜んで、表彰台にのぼったら大喜びして、万一ファイナルとなったら浮かれまくりますか。暴れ馬君を楽しむにはそれぐらいの覚悟が必要だわ。
あとJGPSに登場する可能性があるのは三宅星南くんと壷井達也くんです。
壷井君は全日本ジュニアの得点が222.79あるのです。これに近い点をとることができれば、JGPSの表彰台がくるのですけどね。これまでの国際試合のPBは195.88で、かなり差があります。まずはこのギャップをうめることができるか、です。
一方、星南君は国際試合のPBが165.19、2018年全日本ジュニアが197.02、先日のげんさんが169.68です。表彰台にのぼるには、これまでを大きく上回るPBが必要です。昨年の不調は脱出しつつあるようですから、それができるといいですね。華がある選手なのでのびてほしいです。