今シーズンのJGSの場所と日程は次の通り


ISU ジュニアグランプリ フランス大会
2019年08月21日 〜 08月24日    フランス クシュベル・

ISU ジュニアグランプリ アメリカ大会
2019年08月28日 〜 08月31日    アメリカ レイクプラシッド・

ISU ジュニアグランプリ ラトビア大会
2019年09月04日 〜 09月07日    ラトビア リガ・

ISU ジュニアグランプリ ロシア大会
2019年09月11日 〜 09月14日    ロシア チェラビンスク・

ISU ジュニアグランプリ ポーランド大会
2019年09月18日 〜 09月21日    ポーランド グダンスク

ISU ジュニアグランプリ クロアチア大会
2019年09月25日 〜 09月28日    クロアチア ザグレブ・

ISU ジュニアグランプリ イタリア大会
2019年10月02日 〜 10月05日    イタリア エーニャ

このうち、フランス大会の出場選手が発表になりました。

詳細はこちら
http://www.isuresults.com/events/fsevent03111895.htm

うち、日本人選手だけをあげると

鍵山優真 
荒木菜那
川畑和愛

国によってやりかたがちがいますが、日本は第一戦にエース級とみなす選手を持ってくることが多いです。今年、一番期待をかけているのが上の3人とみていいのじゃないかしら。3人とも強化Aにはいってますし。最終的には、誰がでてくるかわからないところはありますけど。



で、補欠の名前をあげているのですが、その選手が第二戦以降にでてくる候補です。いれかわりはあります。

ということは次の選手がでてくる可能性が極めて高いです。

男子
三浦佳生
三宅星南
佐藤駿
壺井達也

女子
青木祐奈
岩野桃亜
河辺愛菜
松生理乃 

住吉りをん                                      

田中梓沙                                    

浦松千聖                                               
強化にあがってないのは、浦松千聖(うらまつちさと)ちゃんでしょうか。中京大中京高の選手です。昨年全日本ジュニアは14位でした。ここにあがってきているということは、選考会がよかったのでしょう。

女子のほうが割り当ては多いのですが、個人的には面白いのは男子。もともとスピードがある男子ばかり喜んでみてた人間だというのがありますが...

鍵山ジュニアはこれからエース級に育つ期待をした選手です。あのすべり、注目してくださいまし。基礎がしっかりしている上に、魅惑の膝をもっています。4Sだか4Tだかわかりませんが、四回転跳びます。ファイナル残ってくれないかと思ってます。1戦目の表彰台を期待したいです。

あとの卍二人は滑ってみないとわかりません。GPSに出場がきまっただけで奇跡なんじゃないかと思ったぐらいで(^_^;)ジャンプミスだらけでぼろぼろかも... なにせ暴れん坊の無茶やりすぎて、今シーズンの予測はまるでつきません。ただし、不思議なスケール感、エネルギーがあるのです。こういうの大事じゃないかしら。日本男子って全般的に妙に気が弱いところがありますが、そうでない日本男子がどういう成績をおさめているかよくごぞんじですよね。そう、今のNo.1,No.2の二人です。

あと、昨年は調子を落としていた三宅星南君が今シーズン復帰してくれるのを期待したいところ。壺井達也君は、先日の佳菜子ちゃんとの対談を楽しくみました。なのに今でも思い浮かぶ演技は番組内でうつった小さなころのルパンだけという...こうのこらないのは、なんなのかしら。これといった特徴をだせてないということなのかなあ???強烈な個性もっているのが前後にいますので割りをくっているのかもしれません。

女子は、去年もおととしより弱くみえたのですが、今年もそうかもしれません。

川畑さんあたりが覚醒してくれたらともかく、女子はファイナルはちょっとむずかしいか、という気はします。

青木祐奈ちゃんが、セカンド3Loがもどってきているということなので、確率が高くなればいいところに行く可能性はありますが...

音楽表現的にはこの二人はたいへんすてきですし、滑りもジャンプも基礎がきっちりしてます。身体の使い方も知ってます。個人的には見て楽しいタイプです。問題はジャンプの精度というか確率でしょう。転倒もあれば、いわゆるごまかしの踏切とほど遠いだけにURはとられやすいかも...

荒木菜那ちゃんはJGPSデビューの年にあまりに高いジャンプとぶのでびっくりしたのです。大きくなるとどうしてもジャンプの華がなくなっていきますね...アイスショーをみたかぎり、表現はすごくよくなっています。でもジャンプはおととしの水準ではなかったので...

 

岩野桃亜ちゃんは跳べるようになったのでしょうか?去年、一時、強化選手の項目にカップル競技を考えてたのじゃないか、と推測できる書き込みがありました。短期間で完全になくなりましたので、シングルにしぼったということでしょう。リショー・プロはつなぎも全体もすてきにちがいありませんが、ジャンプとべるのかしら。でももし、ジャンプの状態があがらないようであれば、カップル競技を考えてもらいたい選手です。具体的に言えば、今シーズン全日本ジュニアで表彰台をねらえなければ、ということなんですが...女子も3-3だけでは武器にならず、3Aや4回転の時代がきてしまいましたからなおさら... なにせ雰囲気抜群でナチュラルな表現力があります。2年前のJGPSデビューではこんなに大人の美しい雰囲気がだせる日本女子などいたのかと。スポーツよりになりがちなシングルではなく、よりアーティスティックなカップル競技(特にアイスダンス)にはやめに転向してほしいなんて思ってしまいます。パートナーの問題もあるのですけどね。

 

でも、シニア以上になにがおこるかわからないのがジュニア。こんないいかげんな予想をくつがえすようなすばらしい演技がたくさんみられますように!

 

田中梓沙ちゃんを全中でみたときは、こんな選手いたのだ、とわくわくしました。濱田組らしく基礎がきっちり、音楽をちゃんときいて、プログラム全体をまとめて勝負するタイプにみえました。あの勢いが続いて上達していれば、大いに健闘するかも。小柄な選手なので、成長期がきたときにどうなるのかが気になりますけど。

今の所第一線の出場予定が発表されただけです。近々、第二戦の発表があるはずです。