詳細結果 http://www.isuresults.com/results/season1819/jgpaut2018/SEG001.HTM
プロトコル http://www.isuresults.com/results/season1819/jgpaut2018/jgpaut2018_JuniorMen_SP_Scores.pdf
予想通りの選手がきました。高志郎君、復活おめでとう。このまま表彰台になんとかのぼってほしいもの。それにしても大きくなりましたよね。173のISUプロフィールよりも大きいのでは...まだひょろっとしたかんじだけど、たいへん見栄えがする選手になりそうで、うれしいかぎり。それにしてもランビの生徒って、男子は大きくなるのかしら???そういえばスイスって、血の輸出をやった国でした。今でもバチカンにルネサンスのころの制服を着たスイスガードがいますが。昔からがっしりした体つきが多かったってことかしら。食べ物の影響もあるのかしら。あれ、どうでもいい脱線を。
1位
コンラッド・オルゼル(Conrad ORZEL)
79.66 44.26 35.40
3A 3Lz+3T FCSp3 3F StSq3 CCoSp4 CSSp4
昨シーズンとなんたるちがい、とテッドさんもいってましたが、ほんとうにそうでした。すばらしかったです。個人的には曲表現でプルキネンより勝るか、というとちがうような気もしないではありません。実際には7.29で0.04上回ったのですが...でも、カバー率が非常に高い伸びるスケート、そう、これぞカナダらしいスケートです。そうなってきたではないですか。さらにはいかにもバトルという振付と音とりを確実にやりました。冒頭の3Aはなかなかのできでした。スピンですよねえ。FCSp3はスピードがありませんでした。ここにスピードがつけば、80点台に達するはずです。FSも期待したい。
こちらにインタビューが掲載。https://www.ifsmagazine.com/conrad-orzel-embraces-new-challenges/
クリケに移って刺激を一杯もらったのですね。日本語要約はこちらに書いてくださってます。https://twitter.com/BluecosmosH/status/1034924193299628033
2位
カムデン・プルキネン(Camden PULKINEN)
76.15 (41.37 35.78)
3Lz+3T 3A FCSp4 StSq3 3F CSSp4 CCoSp4
ひえ、最初の3Lz+3Tで手をついたときにはどうしようかと。しかし、その後、もりかえしました。曲表現が非常にすばらしく、スケーティングが際立つ選手です。テッドさんがシニアレベルなんていってましたけど、実際そうでしょう。ジュニア勢ではおそらくきわだつはず。ジャンプミスがあっても、スケーティングのよさが際立っていました。あとの3Aが非常にすばらしく、3Fもいい質のもの。Stsqこそレベル3でレベルのとりこぼしがありますが、質は評価されて当然。冒頭ジャンプ以外はすべてをまとめました。去年苦手だったスピンも向上が見えます♪しかし、トム・ザカライセックのところって極端な選手ばかりのような気がするのは気のせいでしょうか。シングルってジャンプを跳ぶのがすべてなのだろうか、と思えるタイプ(マックス・アーロンとか、先シーズンの未来ちゃんとか、ヴィンスとか)と、曲表現はばっちりなのにジャンプで苦戦する選手(ジョシュア・ファリス)と。なぜこんなに極端に分かれるんでしょ(^^;)カムデンは今のところ後者かも。ランビ振付のOblivion を見事にまとめました。今年はもしかしてちょっとしたピアソラブームの年なの???FSはディクソン振付のウェストサイド。へえ。楽しみな曲と振付師です。
3位
島田高志郎(Koshiro SHIMADA)
74.78 (40.89 34.89)
3A CSSp4 3F! 3Lz+3T FCSp3 StSq2 CCoSp3
なんてうれしい。ケガから復活したばかりか、PBです。テッドさんがunique personalityとか、good performerといい、音楽との結び付きを何度も語っていましたけど、そう、それこそ高志郞君の特徴よね。なんといっても音楽。iベンジャミン・クレメンタインのアディオスですが、この手の曲は今まで使ったことないですよね。でもintensity、という要素を持ち込みました。今後つめていくのが楽しみでないですか。ランビのところにいってよかったと改めて。ステップシーケンスがレベル2になってしまったので、ここをなんとかしてくださいまし。エッジ認定がされなかったのですね...ううう。エッジ以外にも軽くジャンプしてアクセントとるところなんかはもう少し表情がほしいです。やっぱりまだまだジャンプは弱いのです。今シーズンはやっぱり3Aまでで勝負ですかね。となると、もう少しジャンプの質をあげていきたいところ。3Fは課題ですからいれないといけませんが、やっぱりエッジを厳しくとられます。なんとか!がつかないようにしたいもの。できてた試合もあったはず。でも3Aはラトデニ君より安定しているのかも。いやいや、それに満足してはいけません。質を高めましょう。たぶんランビはムリして4回転とばせたりしないのじゃないかしら。となると、本当に最後は質勝負になりますから。レベルもオール4めざしてくださいね。できるよ~。で、高志郞君のフリーはピアソラです。
4位 ローマン・サボシン(Roman SAVOSIN)
71.41 (37.17 34.24)
3A< FCSp4 StSq3 3F 3Lz+3T CSSp4 CCoSp4
アップされたのを教えたいただいてやっとみました。あら、前より音楽的にはすてきに。でも3Aはこれは回転不足ですねえ。ステップはエッジが連続してとってもらえなかったのでしょう。うううん3Fもよろしくない。JGPSの割り当て、もう少し後半にまわしてやることできなかったのでしょうか。前回、表彰台にのぼれなかったので、ファイナルはむずかしいかな。ロシアカップあたりに出場して、JWCの代表入りをめざすんじゃないかしら。気が早いですが。
5位
ダニエル・グラッセル(Daniel GRASSL)
3ASO 3F(タケノコ) CSsp4 StSq2 3Lz+3T FCSp4 CCoSp4
やっぱり動画がみあたらないのですが、このグループはライブでみました。まさか2週続けてみることになるとは。前大会の71.86を超えられるかどうか、が一番の焦点。スケーティングは結構のびますが、そうですね、プルキネンやオルゼルあたりとくらべるとだいぶん落ちる評価になるかなあ。エッジあたりがちょっと甘いといいますか。ポージングの精度がもう少しあがるといいのかも。3Aがステップアウトになったのはもったいなかった。あとはまずまずではないでしょうか。3Fのタケノコなどいいジャンプで。ステップアウトがあった分、先週をこえられませんでしたけど、70.17と70点超えしました。FS次第では、表彰台、ファイナルの可能性はまだのこってます。solidです。