今必要なのは、英会話ではなく読解力です。
数年前から、私の教室では、長文読解に限定して英語を教えています。
ともかく、学校や塾でいくら勉強をしえも、長文読解が苦手な生徒が多数います。
しかし、今の日本に必要なのは、英会話ではなく、読解なのです。
英語の習得度は3段階に分類することができると思います。
初級:意思を伝えられる。
中級:感情を伝えられる。
上級:法的な書類を作成できる。
はたして、中学で3年間、高校で3年間、大学で2年間、学習してどの段階まで習得できましたか?
初級すら怪しくないですか?
しかし、この初級レベルであれば、既に機械翻訳の方が先に行っていませんか?つまり10年近く学習しても、スマホにすら勝てないというか、スマホさえあれば、この10年近い学習は不要とも言えます。
ところで、日本は、戦後好景気だったために、アメリカのドラマ、書物などすべてが翻訳されていました。しかし、バブル崩壊後、日本にはお金が無くなり、どんどん翻訳されるものが減ってきているのです。
例えば中華スマホアクセサリーなども昔は、説明書にちょっと怪しい日本語が乗っていましたが、今は、中国語と英語だけになってしまいました。
しかし、最も重要なのは、技術文書や各種説明書です。最近は、英文のままになっていることがほとんどなので、英語が読めないと、結局最先端技術から取り残されてしまうのです。
結局、会話ばかりに重きを置き、読解をないがしろにする今の教育は、日本を世界から隔離しているようなもので、どんどん世界から遅れていってしまうのです。
以前シカゴのお母さんが言っていたのですが、シカゴで過ごしていても、学校や幼稚園から連絡はすべてメールで、ママ友と話している時でも、話が複雑になると、後でメールでちょうだいと言うそうです。
実際に、今の若者は、直接の会話を嫌い、Line等でのやり取りが主流になっていることを鑑みても、会話より、読解をやらせることが、私生活においてすら必要だと思います。