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書こう、書こうと思っていたら、
2日も間があいてしまいました・°・(ノД｀)・°・
キャラクター作成のコツ【5】です！
前回は、キーワードからキャラクターを描きおこしていくまでを
書きました。
今回は、出来あがったキャラクターに肉付けをしていきます。
キャラクターに肉付けする
『ジョジョの奇妙な冒険』などを描く人気漫画家の荒木登呂彦さん。
荒木さんは、漫画の人物を作る際、
登場人物の履歴書を作るそうです。
荒木さんの作る履歴書の項目は、NHK高校講座『芸術』のサイトから
ダウンロードが出来ますよ。→こちら
漫画の登場人物じゃないんだから、
ここまでやらなくても・・と思うかもしれません。
チラシにちょっと入れるだけでいいや、とか
サイト上でお客様を惹きつけてくれればいいや、とか
それくらいの期待値でキャラクターを作るのであれば、
ここまでやらなくてもいいでしょう。
でも、キャラクターを本気で育てていこう（人気者にしよう）
と思ったら、コンテンツを作らねばなりません。
作り続けて発信しなくてはなりません。
漫画を作ったり、動画を作ったり、
キャラクターのブログを書いたりして、
キャラクターの世界観を構築し、
その世界観に、お客様を巻き込んでゆくのです。
コンテンツを作り続けていくには、
キャラクターの性格、家族構成、友達、口ぐせなど
細部まで詰めておくと、ネタが作りやすいです。
少し話はそれますが、キャラクターのコンテンツ化、という意味で、
個人的にとてもお手本になると思うキャラクターを
ご紹介させて頂きます。
魅力あるコンテンツを作る
共通ポイントサービス「ponta」のキャラクターのpontaです。
色んなお店で、ポイントがたまる＝ポイントが化ける、
という文脈もあり、たぬきのキャラクターです。
キャラクター自体も可愛いのですが、
pontaのFacebookページが、とても凄い。→こちら
何が凄いかって、キャラクターを活かした
可愛いコンテンツの数々です。
何より地道さが凄い。
ほぼ毎日、何らかのコンテンツが更新されています。
■pontaのぬいぐるみを使った可愛い写真
■pontaのイラストを使った1コマ漫画
■pontaのぬいぐるみを使ったVINE（6秒動画）
で、2～3投稿に1回くらい、
pontaのイラストをあしらった広告。
また、こんなのも
■Facebookページのカバー写真がカレンダーになっている（毎月更新）
■Facebookページのプロフィール写真が、
季節に合わせたpontaに変更される（毎月更新）
これが一時期で終わるのではなく、
継続的に長く続けられています。
8万6千「いいね！」がつくわけだよなぁと見惚れてしまいます。
投稿されるコメントも、「pontaガンバレ！」というような、
pontaワールドに参加しているようなコメントも沢山あります。
地道なコンテンツの発信が、世界観を作り、
ファンを作っていくのですよねぇ。
コンテンツを作る、作り続ける為にも、
家族を考えたり、友達を考えたり、
住んでいる場所を考えたりと肉付けするのは、
重要な作業だと考えています。
クスっと笑える要素を作る
キャラクターを肉付けするメリットとして、
コンテンツを作りやすい、以外にもう一つ。
クスっと笑える要素を作る、ことです。
上記の荒木さんの履歴書の中に、「必殺技」という項目があるのですが、
こういう所で、キャラクターの意外な小技を練り込むと、
クスっと笑えて、より印象に残ると思います。
例えば、「私が好きなキャラクター、熱く語ります【1】」
で紹介した、バナナの『ナナナ』ですが、
体が7の形に曲がる小技を持ってます。
考え出したキャラクターを、
色を変えてみたり、横にしてみたり、
変な顔させてみたり、必殺技を考えたり、
様々なバリエーションをつけて展開させてみると、
そこから、「あ！これ面白いかも！」「ちょっと可愛いかも」
というヒントが現れるかもしれません。
そういう、クスっと笑える要素が、
見た人の心を惹き付け、
ただどこにでもある、可愛いキャラクターから1歩抜きんでる、
と考えています。
キャラクターが明確な目的を持ち、
会社の伝えたいイメージを反映したデザインで、
少しのトンチが隠され、
コンテンツが継続的に発信され、
キャラクターの世界観を作りだしている。
そんなキャラクターが、「もう君しかいないよ！」という
納得感あふれるキャラクターになるのだ、と思います。
言葉で言うのは、簡単ですが、
わが身もまだまだ修行中であります。
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