日曜日は2月のミューザ川崎での

イム・ユンチャン以来、

3ヶ月ぶりのコンサートへルンルン




前々から一度お聴きしてみたかった

加藤大樹さんのピアノを

横浜の山手にあるゲーテ座にてニコニコ





ゲーテ座には初めて伺ったのですが、

こちら下矢印の建物の地下にある

こじんまりした趣のあるホールでした。





今回の客席は50席ほど。

ピアノはスタインウェイのフルコンでした。



加藤さんは今年の4月から

東京藝大と昭和音大で

教鞭をとられているそうなのですが、

学生さんと関わって行く中で

ご自身が常に勉強し、成長し続けていないと

学生さんと向き合えないと

痛感されていらっしゃるそうで、

そのためにも演奏会では選曲なども含め

敢えてリスクを取っていこうという思いで

挑んでいらっしゃるとお話されていました。




「リスクを取っていく」という言葉、

現在の私にも思うところがあり、

ものすごく胸に響きました。




プログラム

ハイドン : ピアノソナタ第47番 ロ短調 Hob.XVI:32


ラヴェル : ハイドンの名によるメヌエット


ショパン : バラード第4番 ヘ短調 作品52


シューマン : ピアノソナタ第3番 ヘ短調 作品14





1時間ちょっとのプログラムを

休憩なしで演奏されました。





どの曲もとても綿密に構成されていて、

最後まで集中力がすごかったです。





作曲家や音楽に対する真摯な思いや誠実さ、

滲み出る品の良さのようなものが

どの曲からも感じられました。




加藤さんが

「あまり積極的に弾いてこなかった」

と仰っていたラヴェルとショパンも

とても美しく、特にショパンのバラ4の

各声部の歌わせ方というか

絡み合わせ方が絶妙で、立体感があり、

なんと難しいことをされているのだろうと

驚嘆しました。




ラストのシューマンの3番は

きっと十八番なのだと思いますが、

内容も音もずっしり、熱演でした拍手





地下、そして狭い空間でどんな風に

ピアノが響くのかなと思っておりましたが、

加藤さんの音色はとても心地良い響きで

サロンならではの演奏者と観客との

一体感も感じられました。





ここまでの内容のコンサートで

客席がたった50席というのは

非常に贅沢で申し訳ないと思いつつ、

このくらいのサイズってピアノを聴くには

すごく良いなと感じながら帰路につきましたキラキラ













余談 その①


今年も千疋屋さんの季節限定

宮崎県産完熟マンゴーパフェを

いただきました泣き笑い


感動が一年間続くほどの美味しさ飛び出すハート






余談 その②


横浜そごうのクッキー博覧会で

念願だったfeuquiage(フキアージュ)さんのクッキーと

フィナンシェを。


丁寧に作られていて

こちらもまた感激の美味しさでした。