以前私は人生ハードモードを選んでいる話を書いた。


そういえば年末忘年会をした時に後輩の男の子と話をしたことを思い出した。


その子の奥さんは少し精神的に不安定だしなかなか難しいらしいのだが、それを楽しんでいると言う。

「おれ、結婚したのはもっと苦労を知ろうと思ったからだし」だと。


私が「楽に知らずに過ごせるならその方が良かったわ」と言うと

その子は「知らない世界が本当はあるのに知らないままでいいんですか?」と言うのだ。


わざわざ苦行を好む人がこの世の中にいるとはね。

それかその子の苦行は私とは次元が違うからなのか。


「おれなら乗り越えられる、おれは乗り越えて見せたい」と思う気持ちの方が強いようで、考え方の一部は私に似ているだが、深く聞くと中身は全然違うものだった。



私はどちらかと言えば自己肯定感高め。だけど、自分が出来ないところも充分承知しているのでその分、人に優しくなっているつもり。


その子は「おれは全然出来ない」と思っているので、「おれよりできない人なんているのか、おれが理解できることがなぜ理解できないんだと思っている」と言う。

うーん、でも何か納得いかない。本当に自分はできないと思っているのかな。

その割にはメンサのテストを受けてみたり(結果はメンサではなかった)している。

私なら無理だからと絶対に受けないだろう。



自己肯定感が低いようにまったく思えない。

私とは似て非なるものな気もする。



まあ人間同じ人はいない、ましては男女の差がある時点で考えた方は一致するわけもない。



いろんな考え方があるんだなーと思ったひとときだった。