「日本に移住するために夫が転職した」と言うと… | 「成功する国際結婚の秘訣」ブログ

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「一家で日本に住むために夫が転職した」と言うと、びっくりされたり、「優しいだんなさんですね」と言ってもらうことがあります。

もともとサンディエゴでの生活が嫌で日本に来たのではないし、彼が首尾よく仕事を見つけてくれたことは本当にラッキーとしか言いようがなく、また一生懸命動いてくれた夫にはとても感謝しています。

実は「(期間限定でも)アメリカから別の国に引っ越す」というのは長年にわたる働きかけがありました。正確には「結婚してアメリカに来たときから」計画されていたこと・・・と言うこともできます。

詳しい経緯はこちらのブログ記事に書きましたが、夫はサンディエゴでも同僚から「奥さんのために偉いなぁ」と言われるたびに「いやこれは予定より7年も遅れて果たす約束なんだ」と答えていたそうです。

時間とともに家族の状況は変わるものだし、私自身一度はあきらめかけたことでもありました。

またサンディエゴでもとてもハッピーに暮らしていたので、もしこれが実現しなかったとしても「彼のせい」という気持ちには到底なっていないと思います。

でも12年前、結婚して仕事を辞め日本からアメリカに来たとき、「この移動は一生のものではない」という当面の予定があった、ということが、アメリカに移住して最初の数年の間うまく仕事が見つからずに宙ぶらりんでつらかった日々を支えてくれたのかなぁ、と今になって感じます。

これから結婚して海外に移住するという方にとって参考になれば幸いです。