テネシー州の高校で、人気のある3人の男子がホームカミング・キングの候補者にノミネートされました。
ホームカミングとは、学校の卒業生も招かれて大学や高校で行われるお祭りのようなもので、スポーツの試合や文化祭のような行事、パレードなどが行われるのが一般的です。
その一環で、現役の生徒のなかから「ホームカミング・キング」「ホームカミング・クイーン」を選ぶという習慣があります。要は人気投票のようなものですね。
このテネシー州の高校でこのキングの候補者にノミネートされた3人の高校生は、「最終的に誰が選ばれても、この名誉を友達にあげよう」と事前に相談していたのです。
その友達とはウィリアムズ症候群という遺伝子疾患をもつスコッティ・マロニーくん。
校長先生は最終的に選ばれた生徒の名前とともに、彼らがあらかじめ決めていたことを発表すると、会場は大きな歓声につつまれ、スコッティくんに対してスタンディング・オベーションが長い間続いたとこちらの記事には書かれています。
指名された3人のうち一人は「自分は十分に恵まれているし、スコッティに高校生活で楽しい思い出を作ってあげたかったんだ」とコメント。
こんな愛情深い心を持った3人の男の子たち。ルックスだけでなくハートでもキングの資格は十分にあり!ですね。