愛知県私立高校試験が始まります | [愛知県日進市]個別学習塾マイペースのブログ

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2016年4月に愛知県日進市浅田町に新規開校しました学習塾マイペースのブログです。
ブログ内では、塾のこと、教育の事を中心に記事を書いていきます。http://mypacesc.com

河本です。

もう数日で高校入試の私立試験が始まります。

塾生にはいつも口酸っぱく話をしているのですが、塾生でない方やまだ受験生でない方に向けて『テストの受け方』について少しお話出来ればと思います。


これはもちろん受験の時のテストに限らず定期テストでも使える知識もあるかと思いますので、学年末テストに向けて少しでもお役に立てばと思います。


少し長いブログになるかもしれませんが、自分の為になりそうなところだけを抜粋して役立ててもらえばと思います。




①そもそも目標はどこに置いているか

まずここから考えてください、これはテストを受ける前段階の話です。
これはどういう事かと言うと『自分がその科目に関して何点取りたいか』を考えるという事です。

もちろん100点満点取れるに越した事は無いのですが、

 

例えば通知表で4を取る事が出来れば行きたい高校に合格するなら80点くらいを取ればよくて
 

オール3取れれば受かる高校に行きたいのであれば平均点を取れば良い訳です。

もちろん100点満点取る事が出来れば最高なのですが、人それぞれ人生において何を一番としているかの優先順位が違いますし、目標も違います。
そして何より、浪人するなどの事情がない限り制限時間があります。毎日20時間勉強出来るならば何も言うことはないのですが、中々そんな生徒さんもいないかと思います。

何が言いたいかと言うと、自分の目標を達成する為の最短距離を探る事は非常に重要な事ではないか、という事です。


それでは具体的にどうするかと言うと


テストが始まったら問題を全てざっと読んで、解けなさそうな問題に×を打つ

まずはこれをやるといいかと思います。優先順位を作るのです。

受験生であればテストの結果『合格』『不合格』の二択になります。

極端な話をすれば100点満点で合格しようが70点で合格しようが結果としては合格
、という事です。

という事は、合格するために30点落とせるという事ですね。

受験時に一番怖いのは、分からない問題に時間を使い過ぎて分かる問題を解く時間が無くなる事です。

ですので初めにこの問題が解けそうかどうかを判断するべきだと思います。

そして、
①解ける問題
②解けそうな問題
(この時点で自分の目標点まで達していれば)
③ ①②の見直し
④解けなさそうな問題



の順番に問題を解いていくといいかと思います。

『問題をざっと見る時間が勿体ない』

と思うかも知れませんが、今まで受けた定期テストを見直してこういう風にやってみてください、所要時間はあまり変わらないと思います。
なぜなら問題を事前に見ているので、どこにどのくらいの時間を使うべきかという予測が慣れれば立つようになってきますから。


まずは問題の仕訳をする事です、ここから始めましょう。

②科目別の受験対策

受験の対策とは言っていますが、実際定期テストでも一緒です。
どの科目もそうなのですが、まずは比較的労力のかからない問題に取り組む事と狙われそうなところを察知する事かと思います。

ここからは高校受験に比重を置いて話をしていきます。


英語
①長文問題よりも文法、単語、発音問題を先に解く
➡英語はリスニングを除くと【読解力】と【知識】を問う問題が多いです。
具体的には【読解力】は長文/【知識】は文法、単語です。
 

なぜ先に文法、単語、発音問題を先に解くかと言うと『知っていれば解ける知らなければ解けない』と白黒はっきり付けやすいからです。

長文はじっくり読めば答えが出てくる事もありますが、文法、単語、発音問題に関しては時間を掛けてもあまり点数としては変わらない傾向にあります。

もちろんやる、やらないの仕訳を先にしておいた上での話なのですが、文法、単語、発音問題を先にやって残った時間長文に取り組むべきではないかと思います。

②不規則動詞が狙われる

~です、である    be (am, is, are)/was, were    been
~になる    become    became    become
始める      begin    began    begun
こわす     break broke    broken
持ってくる    bring    brought    brought
建てる     build    built    built
買う      buy    bought    bought
つかまえる      catch    caught    caught
選ぶ      choose    chose    chosen
来る      come    came    come
切る      cut    cut    cut
する      do, does/did    done
描く      draw    drew    drawn
飲む      drink    drank    drunk
運転する    drive    drove    driven
食べる     eat    ate    eaten
落ちる     fall    fell    fallen★
感じる     feel    felt    felt
戦う      fight    fought    fought
見つける    find    found    found
飛ぶ      fly    flew    flown
忘れる     forget    forgot    forgotten

得る      get    got    got(ten)
与える     give    gave    given
行く      go    went    gone

成長する    grow    grew    grown★
持っている    have, has    had    had
聞く      hear    heard    heard
打つ      hit    hit    hit
つかむ     hold    held    held
保つ      keep    kept    kept
知っている    know    knew    known
横たえる    lay    laid    laid
去る      leave    left    left
貸す      lend    lent    lent
~させる    let    let    let
横になる    lie    lay    lain
失う      lose    lost    lost
作る      make    made    made
意味する    mean    meant    meant
会う      meet    met    met
支払う      pay    paid    paid
置く      put    put    put
読む      read    read    read
乗る      ride    rode    ridden
鳴る      ring    rang    rung★
上がる     rise    rose    risen★

走る      run    ran    run★
言う      say    said    said
見る      see    saw    seen
売る      sell    sold    sold
送る      send    sent    sent
輝く      shine    shone    shone
見せる     show    showed    shown
歌う      sing    sang    sung★
沈む      sink    sank    sunk★

すわる     sit    sat    sat
眠る      sleep    slept    slept
話す      speak    spoke    spoken★
費やす     spend    spent    spent
立っている    stand    stood    stood
盗む      steal    stole    stolen
泳ぐ      swim    swam    swum★
持っていく
連れていく    take    took    taken
教える     teach    taught    taught
話す      tell    told    told
思う、考える    think    thought    thought
投げる     throw    threw    thrown
理解する    understand    understood    understood
目を覚ます    wake    woke (waked)    waken (waked)
身につける    wear    wore    worn
勝つ      win    won    won
書く      write    wrote    written


などです。
これがなぜ狙われるかと言うと
『あ、ここ過去形だ、ed付けとけばいいか』といったなんとなく正解を減らすためです。
受験に関してはなるべくきちんと知識があるのかどうかをはっきりしたいわけです。私だったら不規則動詞が覚わっているのかの確認で出題したいところです。


③長文を読む前に必ず注釈と、題名と最初の一文をしっかり読む

これは非常に大事ですなぜかと言うと
注釈(要は習っていない単語の訳)を読めば『ああ、注釈の日本語を並べると●●が●●した話っぽいぞ』と予測が付きますし、題名には[●●について]とか書かれていますし、最初の一文には[●●は■■である]って書いてあることが多いからです。


④長文で読めない単語があっても気にせず推測する。

 

長文を読む際にこの単語習ったけど覚えてない…どうしよう…とならなくても大丈夫です。なぜなら完璧に訳せていない生徒も周りにたくさんいるからです。

そんな時は一度前後の文をよく読んで読めない文章には一体何が書いてあるのかと推測するといいかと思います。

 

例えば、

「運動はとても良い効果をもたらします。/(読めない文章)/その結果勉強の効率も良くなります」

 

と、いった文章があったとするとこの(読めない文章)にはどんな事が入るでしょうか。

 

詳しくはわかりませんが恐らく(運動すると何かしら勉強にいい効果が現れたり、脳細胞が活発になったり、よくわからないけどプラスの意味の文章が入ってくるだろう)と予測が立つ訳です。文章が読めなくても単語を少しでも拾う事が出来ればもっと詳しく推測する事が出来る訳です。

 

受験当日文章が読めなくても出来る事は沢山あります、最後まで諦めずに読める単語を探す→推測する。をやりましょう。

 





国語
国語は大きくジャンルを分けると

 

①評論

②小説

③古文/漢文

④文法/漢字

の4つに分けられます、問題を解く順番としては私なら

④文法/漢字→③古文/漢文→①と②は得意そうな方から の順番に解きます、これも英語と同じで④は沢山考えても知識が無ければ解けないからです。

 

さらに、例えば書けない漢字があったとしても最初にやっておけばその後長文を読んでいる時に「あ、この漢字に似たやつだ!」と思いつく事もあります。先に漢字をやっておかないと気に留める事が出来ないですよね。

 

③古文漢文は比較的文章が短いので先に解きます。古文漢文は英語と同じ要領で解いていってください。分からない単語は前後の文章から推測する事です。

 

①②の評論小説はいわゆる長文問題です。得意そうな方から解けばいいかと思います。

問題を解くポイントとしては、

 

①長文を読む前にまず問題をざっと読んでおく事。

例えば

下線部1を言い換えている部分を抜き出しなさい

という問題があった場合、まず下線部1を読んでそれに似た意味っぽいところに線を引きながら問題を読んでいく事ができます。

 

さらに、「この文章について述べられているものを1~4の中から選びなさい」などよくある問題ですね。これもさらっと読んでおきましょう。なぜかというと、問題の要旨が述べられている事が多いからです。

 

ここでポイントなのはさらっと読んでおく事です。問題の要旨が述べられているのは選択枝の中の一つであり他は間違っているからです。あまりしっかり目を通しすぎで間違った解釈を頭に入れてしまわないようにしましょう。

 

 


数学

 

数学は本当にテクニック一つで点数が劇的に変わる教科だと思います。どの教科も基本的に心がけるポイントは変わりませんが、数学は一問計算ミスなどがあると時間が足りなくなったりしてパニックに陥ります。以下のポイントを参考にしてください。

 

 

①必ず最初に問題をざっと見て解く問題に○、解かない問題に×を打つ

 

テストは点数を積み重ねていくものです、全て解きなさいとは誰も言っていない訳です。自分の目標ラインに達成すれば苦手な問題は一切やらなくてもいいのです。×を付けた問題は解ける問題を解ききって計算ミスがないか見直しをした上で時間が余ったらやってください。

 

②難解な問題を見極める

数学ではもちろん学校の試験次第ではあるのですが、難問がでやすい単元があります、それが以下です。そういうものは後回しにしましょう(勿論できそうならやって下さいね)

 

要注意●比の出てくる問題→相似比など使って解く問題が多いのですが、比較的難問を出してくる事の多い問題です

 

要注意●立体を使った問題→これは体積の求め方や三平方の定理など様々な単元を使う事が多いです

 

注意●関数の問題が複数ある場合→関数の問題はよく出てきますが1つのグラフに複数問題がある場合が多いです。最初の方は簡単な問題が多いのですが、「面積を求めよ」「面積が半分になるようにグラフを書け」が出てきた場合注意が必要です。グラフの形を見てどうすれば条件通りに出来るかがぱっと思いつかない場合は飛ばしてから、あとで時間がある時にやればいいと思います。

 

 

 

③時間のかからなそうな問題を優先的に解く

 

●計算問題

作業ですのでちゃっとやりましょう。その際に注意なのですが、やたら変な分数が答えになってしまったらその問題には△を打って時間が余ったら一度やり直してみてください。計算ミスの恐れがあるものやらないと決めた問題をやるよりも優先順位を上げるべきです。それが点数を積み上げていく事です。

 

●角度の問題

勿論難しい問題もあるのですが、角度の問題に関しては図からある程度何度くらいなのか想像できる事が強みです。例えば90度よりも大きいか小さいかくらいは図からわかると思います、適当に答えを書いてもいくらか正解する可能性がある訳ですね。

もしも出し方が分からない場合、問題に書かれている数字と180と360と90を適当に足したり引いたりしたら答えにたどり着く場合があります(あまりいいことではないですが)。問題をちゃんと解く事が一番ですが点数を積み上げるために諦めずに取り組みましょう。

 

●確率の問題

これは逆に時間はかかるかもしれませんが、極端な話全て書き出して数えれば解けます。

 

あとは、各々得意そうな単元から解いていってください、そして時間をいつも気にして問題に取り組んで下さいね。

 


理科/社会

理科社会は比較的暗記する事の多い科目です、知識が無ければ問題そのものが解けない可能性が高いです。とはいえやはりテクニックがないわけではありません。

 

●自分の得意な単元を真っ先に解く

これも他の教科と同じです、出来るものから解いてゆく、時間のかからないものから解いてゆく、鉄則です。

 

●忘れそうな公式や単語はテストが始まった時に空欄に書いておく

いざ受験となった時に緊張して覚えた公式とか忘れてしまい問題が解けなかった、という事よくあります。

しかし覚えてる公式などをかたっぱしから書いていくにも時間がかかってしまうので私なら不安な公式があればこうします。

頭文字だけを取って自分にだけわかる記号にしてもしも忘れてもこれを見れば思い出せる用意をしています。

 

社会でも例えば

 

おべぶくきちでえふふどぎはあいらりるまおぽぽるすすすす

 

これは何かと言うとEU27か国の頭文字です。

この謎の文章を覚えるのが大変ですけど、国名すべて覚えるよりは遥かに難易度が低いのでは…と思います、並び替えて自分の覚えやすい様にごろ合わせすればいいです。

 

 

 

以上簡単にでしたが、少しでも点数を稼ぐためのポイントをお伝えしました。

 

直前ですが体調を整えて頑張ってやってきてください!

 

 

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