東洋医学と三教

東洋医学を、単に「鍼をする技術」「漢方薬を選ぶ知識」「ツボや経絡の体系」としてだけ理解すると、その本質の半分を見落とすことになります。

東洋医学は、身体を孤立した物体として扱いません。身体は天地自然のなかにあり、季節のなかにあり、生活のなかにあり、心の動き、人間関係、老い、死、場の気配のなかにあります。だから東洋医学は、病名だけを追う医学ではなく、人がどのように生き、どのように乱れ、どのように調和へ戻るかを読む医学です。

この深層を支えてきたのが、東アジアの三教、すなわち道教・儒教・仏教です。

道教は、身体を天地と連続する「気の場」として見る眼を与えました。儒教は、身体を家族、社会、倫理のなかで保つべきものとして位置づけました。仏教は、病を苦、無常、執着、慈悲の問題として深めました。

さらに日本では、仏教、とくに禅の「静かに観る身体」の感覚、そして神道の清浄観や場の感覚が加わり、今日の鍼灸・漢方の奥行きを形づくっています。

このたび、妙鍼堂ホームページに「東洋医学と三教」という記事を公開しました。

道教・儒教・仏教が東洋医学に与えた影響、日本への伝来、禅や神道との関係、そして宇津木昆台のような医家が示す思想的交差点まで、かなり深く掘り下げています。

全文はこちらからお読みください。

http://myoushindou.com/toyo-igaku-sankyo/