6月12日右目手術しました。
数が月前から目がかすみ文字だけではなく物も見づらいと感じたので。
車の免許更新の時期でもあり、メガネを買い替える時期が来たのかなと思い、「ミキ」へ
近眼老眼、視力検査して0.4
運転するには0.7以上が必要とのこと。
レンズをはめ替えてもらっても0.6
これ以上、無理
で、眼科へ行くようにすすめられた。
数日後、眼科へ
「両目手術、検討してください」
即効いわれた。
大きな病院へ紹介されて行くことに。
目の手術だけはやりたくなかった。 目
目の中にメスを入れられるなんて想像するだけで ゾッとした。
血液検査するとき痛いので目を背けるこの私が状況を見ながらメスを見なくちゃならない。
そんなの怖くて、怖くて・・大丈夫???
手術するための説明や事前の準備のため、病院に朝早くから午後4時くらい
一日がかり・・
そんなこんなで とうとう手術当日がきた。
昨夜は不安でなかなか眠れなかった。
手術室へ・・
私の前にも既に手術を終えた患者さんが眼帯をしてこっちをチラッと見た。
独眼竜政宗に見えた。
「お名前を教えてください」
患者の確認
緊張感が心臓パクパク、ドキドキ
フルネームで告げた後
医師が「只今から○○さんの右目手術をはじめます」と挨拶された。
手術台は歯医者さんのようなあの椅子と似ていて、その上に腰掛け仰向けに寝た。
もはや、まな板の鯉
顔にマスクのようなものを被せられ右目だけを出し、麻酔やら水洗いを何度も繰り返し、ぼんやりと物がかすんできて医師が状況を説明してくれた。
それからというものは
心の中で『今、何してるのかな』と自分と会話している自分がいた。
時折、ズシーンと重くなる
『この重いのは何?』
水晶体をはめ変えてるのか。。。
『めくっているから痛いのかな』
『恐ろしい・・』
想像が膨らんでいく。
『他のこと考えよう』
医師が言った。
「○○さん肩の力抜こう」
緊張して踏ん張っているのが医師に伝わったのか。
20分ほどして終了と言われたけど長く感じた。
見えたものと言えば細胞分裂しているように4つになったり8つになったり
暖色系のだいだい色、ブルー系の色が交互にあらわれる。
『これ何』
『綺麗な円い細胞に見える。化学反応によりそう見えるのか。』
夢見てるみたいだった。
『それにしてもまだ終わらないのかな』
左手を握りしめた。
時折、重く感じる時にそうしていた。
『他の事考えよう・・おいしいもの・・食べたいもの・・えっっとお好み焼き鉄板の上にソースがジュー・・おいしそう』
口に入れる手前で
「はい、終わりです」
医師の言葉にハッとし、同時にホッとした。
ようやく終わった。
これで、スッキリ物が見えるのかな・・・
でも、できれば手術はやりたくないな。
頭の中でワイワイガヤガヤ
手術終了 頭の中のもう一人の自分も終了
独眼竜政宗の私。
手術体験して思ったことは、「医師は大したものだ」と「できれば全身麻酔がいい」
等かな。
これで、一つクリアした。今度は左目。
一回、経験しておけば次回はそんなに怖くないかな。
この日は頭の中がいっぱいいっぱいで自分と会話した忙しい時間だった。
大切なものは目だけでなく健康第一ですね。